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「カーズ」スピンオフ「プレーンズ」がなぜディズニーなのか


「カーズ」のスピンオフ「プレーンズ」
北米では公開中、そして日本では12月に公開予定。

ピクサー作品のカーズのスピンオフなのに、なぜディズニーなのか?

その前に、現在の「プレーンズ」の北米での状況を見てみようか。
 

Planes
製作費:5000万ドル 北米興行成績:6000万ドル

参考として
Cars
製作費:1億2000万ドル 北米興行成績:2億4400万ドル
Cars 2
製作費:2億ドル 北米興行成績:1億9000万ドル
Toy Story 3
製作費:2億ドル 北米興行成績:4億1500万ドル

まだ上映中とはいえ、興行成績を見れば、製作費割れしてコケた?と言われた「カーズ2」より圧倒的に低い数字。
しかも、これがピクサーだとしたらありえない低予算。

でもこれでいいのです。
なぜなら「プレーンズ」は元々OVA、劇場用ではなくDVD用として作られた作品だからです。
急遽、劇場公開されるようになった作品。
制作は、ピクサーでもなく、ディズニーでもなく『ディズニートゥーン・スタジオズ(DisneyToon Studios』

この「ディズニートゥーン・スタジオズ」というのがどういうスタジオかといえば、今まではビデオ用にディズニーアニメ映画の2ものなどを作ってきたスタジオ。
そして最近では、「ティンカーベル」のシリーズを作っていたところ。
プレーンズとは、カーズのスピンオフというより、「ティンカーベル」シリーズの次のシリーズにあたる作品ととらえるべきだろう。(ティンカーベルはまだ続くけどね)


ディズニーがピクサーを買収して数年。実質的には合併。
アニメスタジオでしかないピクサーと違って、ディズニーにとってはアニメスタジオはその一部にすぎない多角経営のメディア企業。
つまり、アニメとして違いはあっても、ともに同じディズニー内のスタジオ。
ちょうど一ツ橋グループにおける小学館と集英社みたいなかんじ?
追記)パナソニックに取り込まれたサンヨーみたいな?(まあサンヨーは消滅しちゃったけど)

ディズニーが直轄するアニメスタジオを整理すると

「ウォルトディズニーアニメーションスタジオ」(劇場用映画)
「ピクサースタジオズ」(劇場用映画)
「ディズニートゥーン・スタジオズ」(ビデオやTVスペシャル)
「ディズニー・テレビジョン・アニメーション」(TV番組アニメ)

いわゆるリトルマーメイドなどのディズニーアニメと言われているのが、「ウォルトディズニーアニメーションスタジオ」(長いのでディズニースタジオとする)の作品ですね。
ピクサー買収後はジョン・ラセターがアニメーション部門を再編したので、現在ピクサーとディズニースタジオの違いはスタッフ的にもあまりなくなってきています。
(ピクサーも昔のスタッフが次々と他スタジオに移籍してるので、メンバーももうかなり変わってる)


そこで、「ディズニートゥーン・スタジオズ」。
「もうディズニー映画のビデオ用の続編ものは作らない」ということになって、ビデオ(DVD)版での続編ものは終了。代りに始まったのが「スピンオフ」
続編じゃないです!スピンオフです!だからOK!

そしてこの「ディズニートゥーン・スタジオズ」がうけもつ役割というのが『販促』
ハズブロがトランスフォーマーの玩具を売るためにアニメを作るようなもので、それのディズニー版のスタジオがこの「ディズニートゥーン・スタジオズ」。

作品企画からの要請ではなく、マーケティング部門からの要請と企画でアニメを作るスタジオ。

ディンカーベルの妖精玩具を売るために作られたのが「ティンカーベルシリーズ」
そして、次に企画された玩具企画こそが、この「プレーンズ」だったと。

ディズニー作品と違って、トイストーリー以外では玩具販売に弱いピクサー。
そのピクサーでは例外的に玩具がバカ売れしたのが「カーズ」。
ピクサーがカーズ3を作れば別だが、2が不発気味だったので3はなさそうだし、かといって販促用DVDで続編は作れない。じゃあスピンオフということにして、今度は飛行機で。それが「プレーンズ」

ピクサーもメディア企業ディズニーの一部。
つまり、メディア企業ディズニーが保有するライセンスの新ラインナップとしての商品化であり、その販促アニメ。

ゆえに、ディズニーといっても、いつものディズニーアニメ映画ではなく、「ディズニートゥーン・スタジオズ」の販促アニメであるが、冠に「ディズニー」がつくために、ちょっとややこしいことになったという話でした。

映画が大ヒットしなくても、宣伝として玩具が売れればいいので、この成績でもまあいいんでしょうね。

ただ、販促アニメだからといって、面白いか、面白く無いかはまた別の話で、それは見てから判断するものだろう。
トランスフォーマーもマイリトルポニーも販促アニメだけど、内容の善し悪しはそれとは関係ないように。
(ポケモンやライダーだって販促番組みたいなもんだし)
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コメント

NeZ:エアロカー・・・
1:15あたりのトランスフォームした車を見た途端、エアロカーという車を思い出しました。
まぁ1:15辺りの車はコンベアカーというエアロカーの元祖とこのエアロカーを組み合したような外見をもっている訳ですが。

2012年にはアメリカのTerrafugiaという会社がThe Transitionという飛行機(飛行車?)を発表したりして、「もう少ししたら空を車が飛び回っている!」
という噂が流れていましたが…
空を見上げても飛んでいるのは雲と飛行機だけですねぇ…

あのエアロカーもバグズライフでいうサーカス団的な立ち位置のキャラなんでしょうか。
スカポン太
>Terrafugiaという会社がThe Transition
そんなのあったんですか。
さすがにまだ車は空をとんでないですねえ・・・・

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