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『マン・オブ・スティール』見ました

man-of-steel.jpg
『マン・オブ・スティール』見ました。とても良かったです。
NIKONの存在感。

冒頭のクリプトン星が、どこか70年代のスペオペSFぽい感じだったのもよかったし、それによって「スーパーマンは異星人」というのがすごく強くなって、あのコスチュームも「変なコスプレお兄さん」じゃなくて「異国(異星)の軍服を着た人」という風に見えたのもよかったよ。
チェーンメールみたいなモールドもそのためのものかと納得する。
そして胸のマークは地球では「S」に見えるかもしれないけど、あれは家紋だと。
赤いマントも、ローマ軍指揮官の兵装みたいなものと思えば、しっくりくる。
 

実際クリプトン星もローマ帝国ぽかったし。
植民地を広げる政策をおこない、元老院がいて、そして将軍が軍事クーデーターおこしてと。
ゾッド将軍はちょうどカエサル(ジュリアス・シーザー)にあたるキャラですな。
スターウォーズのようなっていうか、すごくスペオペぽい。
現代的にリアルにされた新スーパーマンだけど、このスペオペ感がすごく懐かしくて感動したのですよ。
クリプントンの通信装置のどこかアナログっぽい感じもいい。

他、「現代にスーパーマンが誕生したら」の実在感をかなり追求して、現代にうまくおとしこんでいるのも良かったんですが、すばらしかったのは、スーパーマンのスーパーっぷりですよ。
スーパマンのヒートビジョンてマジ怖えー。
爆音とともに飛ぶスーパーマン。
人間が弾丸のように飛ぶ異常さ。
どつきあいしながら大気圏突入。
超人同士のバトルで街が大崩壊。

スーパーマンのバトルって、強すぎるゆえに、いつもどっか舐めプなんですよ。
手をぬかないと相手すぐ死んじゃうからね。

今回のスーパーマンは、まだ己の力を完全にコントロールしきれないとこもあり、かつ敵がスーパーマンと同じ力を持つクリプトンということもあって、フルスロットルの本気バトル。
スーパーマンの本気ってめったに見れないので、興奮しましたね。

ヴィランがルーサーとかじゃなくてゾッド将軍?なんて言ってごめんよ。
ゾッド将軍との超人バトルは最高でした。
スーパーすぎる超高速バトルの映像は、ここ最近のアクション映画の中でもダントツなんじゃなかろうか。スナイダーすげえ。

スーパーヒーローと言うよりは、まさに「スーパーゴッズ
地上に舞い降りた神々の戦い。
それまで、犯罪者たちをこらしめていた仮面をつけたエージェントたちのヒーローコミックの中に、人間を超越した存在として、コミックに登場したスーパーマンの衝撃って、当時こんな感じだったのかなと。

やりすぎなくらいなマン・オブ・スティールの映像だったけど、スーパーヒーローが珍しくもなくなった現代でその衝撃を表現するのは、あれくらいやらないとダメなんだろうなと。

スーパーヒーローといえば、この「マン・オブ・スティール」はスーパーヒーロー映画では無いかもしれない。
これが「スーパーマンビギンズ」ではなく「マン・オブ・スティール」なのは、スーパーマンがまだスーパーマンじゃない話だからでしょうね。
スーパーマンになるのは、最後の最後。
スーパーヒーローになる前のスーパー異星人の話。

バットマン・ビギンズ → ダークナイト
マン・オブ・スチール → スーパーマン

ノーランバットマンの時とはちょっと違うんですよ。

バットマンとの対比で言えば、スーパーマンのバトルは真昼と言うこと。
お日様の下で暴れまくるのが、まさにスーパーマンの真骨頂。これですよ。

ちょうど某映画で夜中で雨でバトルがハッキリ見えないのにモヤモヤしてたとこだったので、真昼の大破壊は爽快でした。うん。これこれ、こういうのが見たかったんだよ的な。

そして理不尽なまでの大破壊。天災どころじゃない大破壊。
なのに、それでもスーパーマンに好印象をもつ市民達。
マーベルだったらマスコミがネガキャンしまくるはず。
ひゃっほー、これがDC市民だよねー。リアル化してもそこは外さない。
これがDCのスーパーヒーロー。ひゃっはー。と、そこでも感動しましたのですよ。


そういやも、この映画のスーパーマンは「正義の味方」ではないですね。

クラーク・ケントの育ての父親が彼に教えたのは「人を救うより自分を守れ」
その力を人助けに使うことはしないで、それよりも正体がばれないように隠れろ。ですもの。
でもこのお父ちゃんがカッコよくてですね。

それより、実の父親ジョー=エルはあんまり好きじゃなくてねえ・・・
クリプトンの中でも特別な方法で生まれた「特別な子」カル=エルってことで、思い入れ強すぎっていうか、思想的にけっこうイっちゃってる人なんですよ。
「お前が地球人を導いてやるのだ」とか言っちゃう人ですよ。
どんだけ上から目線や。
映画見てて、こいつ(ジョー=エル)が一番ヤバい。って思った。

地球に落ちたのがカンザズでよかったね。あのお父ちゃんでよかったね。
スーパーマンが落ちたのがカンザスではなく別の国や場所だったら・・・と思ったらなら、こちらをどうぞ。
カル=エルが落ちたのがソビエトだったら>「スーパーマン:レッド・サン


そして、ノーランバットマンとまた大きく違うところは、ノーランバットマンは単独のバットマンだけの閉じた世界だけど、このスーパーマンは「異星人スーパーマン」感が強いために、ジャスティスリーグの序章となりうるところ。

あんなに異星人色が強いスーパーマンの世界なら、オレオ大好き火星人が混じってもおかしくないじゃないですか。やったー。

アベンジャーズへ繋がるマーベル映画が「アイアンマン」で
ジャスティスリーグへ繋がるDC映画が「マン・オブ・スチール」ていうのも面白い偶然。

そういえば、スーパーマンがぶっこわした人工衛星はウェイン産業製らしいですね。
バットマンと出会った時に皮肉言われるといいな!
ついでに、人工衛星修理の名目で裏でこっそりウォッチタワー建設しはじめたらもっといいな!
崩壊したメトロポリス復興事業をルーサーがてがけて、ルーサーの政治力増大はスーパーマンのせい。とかいう展開あってもすてき!
異星出身にこだわるこのスーパーマンなら、同じように異文化圏からきたダイアナ(ワンダーウーマン)と共感し合ったりする展開もアリじゃないですか。

というわけで、次回作の「バットマン/スーパーマン(仮)」や「ジャスティスリーグ」へつながる道ができた感がすごくしたのが、なによりよかった作品でした。

自分としては、旧スーパーマン映画の呪縛から逃れられて、やっと今の21世紀のスーパーマンに映画が追いついた感じがしました。
まあ、コミック設定とも違うスーパーマンだけど、シネマチックユニバースとしてオンゴーイングしたと思うと、先が読めないワクワク感もあるし、ほんと次回作以降がすっげー楽しみ。

ちょうど「マン・オブ・スティール」公開に合せてTVで「スーパマンリターンズ」が放送されたんですが、これはこれで良い作品なんだけどノスタルジー臭がちょと強すぎなんですよねえ。
クリストファー・リーブのスーパーマンの続編としてはすてきな作品だったけど、ジャスティスリーグに続く作品ではなかった。
ルーサーのキャラも何十年前のものだし。これでは続けられない。

リターンズは、クリストファー・リーブのスーパーマン、70年代のスーパーマンの未練を終らせるために必要な映画だったかもしれない。

ただ、あのスーパーすぎて「もうあいつだけでいいんじゃないかな」なスーパーマンに、バットマンが絡む余地あるのかなあ。今回スーパーマン弱体化にクリプトナイト設定が無いだけに。
でもバットマンなら、どうにでもなりそうな安心感もあるけど。
修理費たてかえて、スーパーマンを借金まみれにするとか・・・・
神より敵にまわしたくない男バットマン。

この映画は爆音映画でもあるので、映画館で見るのをオススメするけど、3Dじゃなくて2Dの方がいいかも。
「ドン」という擬音が似合いそうなアクションなので、立体感を体感するより、映像をはっきり「見れる」2Dの方がいいと思います。


そういや、ドラゴンボールZぽいて感想も見かけたけど、うん、確かにね(笑)
設定もよく似てるし。
あっちでドラゴンボールZが人気出始めたころ、スーパーマンvs悟空の論議や比較はよくされていたしね。(今でも?)
確か海外のアニメ雑誌でもスーパーマンvs悟空の表紙になったこともあったよね。
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コメント

ミラクル:吹き替えが
3Dのみだったので悪酔いしましたよ!
吹き替えクラークは星野貴紀さん。
コデックスという大量の遺伝子石と一体化したカル・エルなので細胞が心配。
ジョー・エルはチート…吹き替えでは井上和彦さんだった。
真空管:
>>ちょうど某映画で夜中で雨でバトルがハッキリ見えないのに
パシフィック・リムですか?わたしもアレは日中でバトルして欲しかったです

>>そして理不尽なまでの大破壊。天災どころじゃない大破壊。
  なのに、それでもスーパーマンに好印象をもつ市民達
見に行くモチベーションがガン上がりしました
ノーランのヒーロー観は信用できないと思ってたのですが
この要素がちゃんとあるなら期待して見に行きます
a-jack:
おととい観ました。ネットの感想なんかで「何か違う」とか言う意見もありますが、それはクリストファー・リーヴ版と言うフィルターを通して観た意見でしょう。はっきり言ってアレとは別物なんですから。

そういえば、ゾッド将軍=ベジータ説もありました。でも、あの世界行ったらスカウターなんかバンバン壊れますよね。
any0ne:
今のコミックでよく描かれる、軍隊に匹敵する力を持つヒーローを、国家がどうあつかうのか、をはじめて映画で描いた作品でした。
その点でも、まさに今のスーパーマンです。
しかしマイケル・シャノンのゾッドが、わかめのような黒髪に、ゴツゴツした角張った顔のおかげで、ビザロに見えてしかたなかったですよ。
おみそしる:
マンオブスティールは、New52の設定を踏襲した正に新時代の
DCcomic映像化作品でしたね。

クラークの青春時代の苦悩を描いているところが素晴らしいです。
あとは、複線(ブレイニアック、クリプトン植民地、ウェイン産業、
1万2千年前の宇宙船など)も多数あり見ごたえがありましたね。

推測するに、2部:ブレイニアック、3部:スーパーマン誌上最凶の敵、
などがヴィランとして登場してくるのかもしれませんね。

次回作のスーパーマンvsバットマンも、New52の設定で製作されるようなので、
ブルースは40代のヒーローとして油の乗った時期でしょうか。
若造のスーパーマンと老練なバットマンがぶつかり合い、協力し合うのは見ものです。

少し気になったのは、エンドクレジットが唐突に終わったことです。
私は、恐らくクレジットの最後にジャスティスリーグを作成予定だった
頃の予告が入っていて、それをカットしたことによる影響と推測しています。
kazi:
まさに現代版スーパーマンという感じでスゲー良かったですね!
それにしてもゾッド将軍が悪い奴なんだけど不器用な性格で…なんかこう憎めないなぁ…
kent:
こっちじゃボロクソ言われましたね。
Rotten Tomatoesというレビュー集めサイトじゃたったの56%。
旧作のイメージが強すぎたのか、「こんなのスーパーマンじゃない!昔のみたいじゃなきゃやだ!」な意見も多いです。
ヒーローが下道で大量虐殺を行なってるとか、ネガキャン化してるのも。
悪者が地球を襲う理由がバカすぎると言いながら、新しい可能性を壊してでも過去に縋る執着心はまんまゾッド将軍のような…

旧作をそこまで高く評価しない私にとっちゃ最高のスーパーマンの映画でした。
主役がメアリー・スーじゃないし、ロイスが出来る女だし。
何よりあのスピードと迫力の戦闘シーン。あれだけのスケールの超人バトルを捕らえたのは感動でした。

父(人間)はもっとよく出来たかも知れませんけど。
クラークの存在は将来数えきれない命を変えるだろうから、犠牲を出してても秘密を守る事は重要…実際探られてしまったように、あのままでは駄目だと伝えたかったんでしょう。
それが「他人なんざ知るか」にしか聞こえないんですよねw
:管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
スカポン太
「夜中で雨でバトルがハッキリ見えない」てのは、ビンゴで、パシフィックリムですね。
あれもったいないよなあ。というか、ロボや怪獣が見たかったのにそれはハッキリ見えないのが残念で残念で。
特に怪獣の個体差がハッキリしないのが。

>エンドクレジットが唐突に終わったこと
なるほど。本当ならJLあたりへ続く予告ぽいのが入っていたかと思うと納得。




>kentさん
日本でも賛否わかれてますね。
やはり旧作のイメージがとにかく強く残ってて。
それらを全部ぶち壊さないと先へは進めないと思うので、それをやったことを自分は評価したいですね。
あ、メール見逃していたので後で送ります(私信)
Ryu_Amano:
>ドラゴンボールZぽいて感想も見かけたけど、うん、確かにね(笑)
「ちゃんと実写化出来たドラゴンボール」って感想も見かけて思わず吹きましたw

パシリムのカイジュー戦が夜戦大杉なのは、技術的なアレソレもあるんでしょうけど
デルトトロさんが結構な押井フォロワーだと聞いて、ひょっとしたら劇場版パトレイバー
の箱舟突入パートのオマージュも入ってるかもと思いました(夜の海+嵐的な意味で)
あるいは同じく劇場版のアップルシードの多脚砲台戦とか(アレも原作では昼間のシーン
なんですけど技術的な問題で夜の設定になったらしいです)

ちょっと子供向け過ぎるかもしれないですけど、カテゴリー別に体の色が違う
なんてのもあってよかったかもしれませんね( ・ω・)
「パターン青! カテゴリー3です!」みたいなw
通りすが郎:
>ドラゴンボールZぽいて感想
ネットで話題になったからご存知かと思いますが。
ザック・スナイダー監督は実はゆうきまさみ先生の「鉄腕バーディ」の影響の方が大きいと言っていますね。

面白いのは、ゆうきまさみ先生が試写会で「マン・オブ・スティール」を見て、
これはバーディから影響を受けているんじゃないかなと見抜いたことですね。
しかもザック監督が来日して影響をカムアウトする前に見抜いている。

バーディからの影響はコチラの記事を見ればわかる。
http://blog.livedoor.jp/honnyaku_blog/archives/32316251.html

ちなみにゆうきまさみ先生は「鉄腕バーディ」はクリストファー・リーブのスーパーマンからの影響が強いと言っています。
http://natalie.mu/comic/pp/c_manofsteel
スカポン太
>Ryu_Amanoさん
ちょっとパシリムの話になりますが、そーなんですよねー、怪獣もっと色がハデでもよかったかな。
最近じゃ恐竜の復元でもカラフルになってきてるし、画面が暗いのもあわせて怪獣の区別がハッキリしないのが残念で残念で。

>通りすが郎さん
そちらの、ゆうきまさみさんの記事は初めて読みました。
タイミングとしてはなかなか劇的ですなあ。
帰まん:
スカポン太さんのレビューを読んだ限りだと、ちょっとヤングスーパーマンっぽさもあるんでしょうか?
スカポン太
少年時代あたりは、ヤングスーパーマンぽいかなと思いました。
ただ、ヤングスーパマンがあったからか、こちらでは高校時代は無いです。

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