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「マン・オブ・スティール」と3Dと映画興行成績の話

3Dドラえもん「勝機」と「商機」」(「日刊ゲンダイ」チャンネル)
「今年の「マン・オブ・スティール」のように期待外れで低迷するのがいい例で、3D作品は映画業界の思惑通りには世の中に浸透していないのだ。」

MoS-poster.jpg
「マン・オブ・スティール」が、3D映画が低迷している例として挙げられているが、本当にそうなのか?
という話がありまして。

・・・これはねえ。3Dの興行成績の例に出すにはそぐわないと思います。
ただ、「マン・オブ・スティール」が低迷したのは確か。ただしそれは「日本」での話。
2013年の北米映画興行成績リスト(現在までの)(box office mojo)
1. Iron Man 3
2. Despicable Me 2
3. Man of Steel
4. Monsters University
5. Gravity

「マン・オブ・スティール」は低迷どころか、今年第3位の大ヒット作。
北米興行成績:2億9000万ドル 全世界興行成績:6億6000万ドル

これで「期待外れで低迷」と言われた日には、他の作品が泣き崩れます。どんだけハードル高いのよ。
なにしろピクサーのモンスターユニバーシティより上なのに。


さて、今度は日本の2013年興行成績をみてみようか。
2013年の日本の映画興行成績リスト(box office mojo)
1. 風立ちぬ
2. モンスターユニバーシティ
3. テッド
4. ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
5. 名探偵コナン 絶海の探偵
 ・
 ・
 ・
53. マン・オブ・スティール

そうなのです。
「マン・オブ・スティール」が興行的に「期待外れで低迷」したのは日本の映画市場での話。

だから先の記事を補足するなら、
「アメリカや世界で大ヒットした「マン・オブ・スティール」なのに、日本ではコケたのは、日本では3D映画市場は頭打ち状態」とでも言いたかったんではないかと。

世界で超大ヒットした「ダークナイト」が日本ではそれほどでも無かったように、確かに「マン・オブ・スティール」は日本ではイマイチだったものの、これは「3D」の例として合う話なんだろうか?とは思う。

まあ、日本の映画市場で大ヒットしてるのは、3Dがどうこうではなく「アニメ映画」なんですけどね。

また、6位が「謎解きはディナーのあとで」でもわかるように、邦画が強くて洋画が弱いともいえるかと。
(日本製はアニメも実写も3Dが少ないので、当然傾向はそうなる)


映画の国ごとの傾向の違いはけっこう大きい。

例えば、モンスターユニバーシティ
これは北米でも大ヒットで、日本でも大ヒット。
世界各国の中でも日本が飛び抜けて異常なくらいの大ヒット。(北米外世界1位)
圧倒的です。
日本人は世界で一番ピクサー大好き国民。


パシフィックリム
パシフィックリムの国別興行成績リスト
北米では爆死。
日本では前評判で騒がれたわりには、ぱっとしない成績(日本国内32位)。
しかし中国で北米の興行成績を超える激大ヒット。
(これにより、北米内だけだとただの爆死映画だったのが、映画収入としては大成功作品となった)

つまり、日本人はそれほど「ロボットもの」はそんなに好きじゃなかった。
しかし、中国人は「ロボットもの」超大好き。

そういえば、世界で一番トランスフォーマーが大好きなのも中国でしたな。


ローン・レンジャー
パシフィックリムなどまだ甘い。というほど北米では超爆死。
ローン・レンジャーの国別興行成績リスト
しかし、日本ではそれなりのヒット作に(日本国内18位)
それは世界各国の中でも頭一つ抜けての大ヒット。(北米外世界1位)

日本人は世界で一番ジョニー・デップ大好き!

ちなみに2010年の「アリス・イン・ワンダーランド」の世界各国興行成績
1位日本:1億3369万ドル 2位イギリス:6443万ドル
2位に倍以上の差をつけての圧倒的な超ヒット。
日本人ジョニー・デップ大好きすぎなんじゃね?
アリスも大好きなんでしょうね。イギリス人より!

他にも日本はピクサーやディズニー映画が他に国より人気が高いという傾向もあったりして、こういう各国映画興行比較は調べてみるとなかなか面白いです。
面白しろすぎて、時間があっという間に盗られちゃう。

話がちょっとズレてきましたが、

つまり

スーパーマンをジョニー・デップが演じていて、ディズニー配給だったら
「今年の「マン・オブ・スティール」のように期待通りに大ヒットしたのがいい例で、3D作品は映画業界の思惑通りに世の中に浸透しているようです。」
ってなってたんじゃないかな!^^

そんな気がするという、お話。
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コメント

おみそしる:
その国独自の売れ筋ってありますよね。
メディアコンテンツが成熟している証拠といえます。

ただ日本は、本気でガラパゴス化が進行してしまって、
映画、ドラマ、アニメ、ゲームなど海外の売れ筋と全く異なるのが気になります。

今は、電通や各TV局が日本独自のメディア展開で頑張ってますが、
(海外作品を締め出している状態ともいえますが)
TPPなんかで、日本でもメディアコンテンツの自由化が行われたとき、
海外の魅力的な作品群に、日本は勝てるのかな。

欧州のTV局がアメリカメディアに完全に侵食されたのを見ると、
いつかは、日本も対策が必要になるんじゃないかなと思います。
通りすが郎:
パシフィック・リムですが。
実はワーナーJAPANの社長がパシリムの興行収入目標は11億と低めに設定したら、
意外とロングランになり16億も稼いで驚いたという話をしている。
http://toyokeizai.net/articles/-/20401?page=5

パシフィックリムは日本ではブレードランナーのようにカルト映画化していて、
DVDは限定ボックスセットが完売してしまったし、
あちこちで再上映会が行われている。
ロッキー・ホラー・ショーのように観客のコスプレ参加ありの爆音上映会も開催されている。
http://getnews.jp/archives/431597

『日本人はそれほど「ロボットもの」はそんなに好きじゃなかった』はどうかな??
もっと時間をかけて日本のオタクをターゲットに絞った宣伝をしていれば20億以上を狙えたのではとも素人考えしてしまうけど。
とりり:
http://www.youtube.com/watch?v=IVuXGgOGR7Q
Frozenも、新しいトレーラーではかなりよくなってたから、完成するまではわからないけど、
少なくとも今の時点では、造形もモーションも微妙な気がする。特にフェイシャルはなんか
方向性が変な気がする。(手描きの描き方を活かすなら、細かく動かす必要はないような)
ミラクル:初実写映画が
こんな扱い・・・
Blue Water Christopher Reeve Tribute
http://comicboxcommentary.blogspot.jp/2013/11/blue-water-christopher-reeve-tribute.html
また?クリストファー・リーブについての本がでたようです。今回はアメコミの形ですが・・・日本語訳まってます。
無料 エキサイトの一部翻訳がこれだもん↓

私は、ミディアムでフィクションにくっつく傾向があります。
しかし、それらは、最近クリストファー・リーブの賛辞で現われました。また、私は、本を調査する機会を利用しました。
私は荘司の研究を常に尊重しました、だけでなく、スーパーマンの、どこかにそのうちに彼の研究およびデストラップ。
しかし、明らかに、それは私の心の中で目立つドンナー・スーパーマン映画の研究です。
Reeveは、実際にスーパーマン・キャラクターを完全に(少なくとも最初の2つの映画の中で)具体化するように見えて、より多くの古典的な「もぐもぐ言う」クラークのうちの数人を大画面に連れて来ました。
その後、Reeveは彼の悲劇の脊髄損傷の後に、永久の戦いをして、スーパーマン精神を擬人化しました、彼を麻痺させておくこと
それにもかかわらず、ReeveはリヤウインドウおよびSmallvilleさえの再製の中で行動し続けました。
彼は脊椎損傷研究のために戦い、スポットライトに残りました。


リターンズの続編でバットマンとコラボしたら(ry・・・
武侠忍者:
 ローンレンジャーは本国では前売りは捌けたそうですが、制作費が掛かりすぎたので赤字だそうです。
 3Dに関しては少なくとも日本では客寄せにならないのではないでしょうか? なんでも東映のヒーロー物が興行成績が大差ないので、3D版をやめたとかいってましたから。 
たつきん:
風たちぬ…2013.07.20(たつきんの12歳の誕生日)
千と千尋の神隠し…2001.07.20(たつきんが生まれた日)
スカポン太
>おみそしるさん
各国ごとの売れ筋の違いって面白いですよねえ。
海外ものも好きな私ですが、その国での国産作品が元気な状況ってのはいい傾向だと思っています。
他の国など、国策で海外作品の規制したり国内産業保護しなければ生き残れないくらいのものが多いのを見ると、一度浸食されるとかなり大変そうですし。

ガラパゴス化で危機感もつのは世界市場で売りにくくなる点かな・・・と思います。

>とりりさん
3Dドラえもんの方は・・・このままなんじゃないですかねえ。
自分はモデリングは特に気にならないんだけど、モーションが気になりますかね。

>ミラクルさん
よくわからないけど、スーパーマンというよりクシストファーリーブの本?

>武侠忍者さん
「3Dだから観に行く」というのは今はもうあまり無いですかねえ。
私はマンオブスティールは2Dで見ましたw

ただ、視聴者側はともかく、制作者側は3D映画のノウハウをある程度はためておかないと、将来追いつけなくなるという危機感もあるのでは?なんて思ったりしてます。
それにしても、ハリウッドのブロックバスター映画は大変だなあっていつも思いますよ。
通常なら大ヒットレベルの作品でも、製作費が巨額すぎるために、製作費割れして爆死扱いになりますからねえ。

「パシフィックリム」もブロックバスターでなければ、ジャンル映画から異例の大ヒットって評価だったでしょうしねえ。
スカポン太
>通りすが郎さん
へえ。その記事なかなか興味深くて面白いですね。

スーパーマンをジョニー・デップがやったらのくだりは冗談ですが、パシフィックリムに関しては半分本気でそう思ってます。
予想外のヒットというのは、裏をかえせば、日本じゃあまりヒットしないだろうとワーナージャパンですら思っていたということですよね。
自分はパシフィックリムはもっと行くと思ってたんですよ。

たとえアメリカでコケたとしても、巨大ロボや怪獣がお家芸たる日本では国別ナンバー1の成績は出すだろうと。モンスターユニバーシティやアリスのように。
それが、アメリカ並みに映画館数が増えた中国はまだしも、人口が日本の半分以下の韓国にも及ばなかったという結果。

コップ半分の水ではないですが、これを予想以上の成績とみるか、予想以下の成績とみるか。
万人にヒットする前提のブロックバスター映画とみるか、製作費がかかりすぎたジャンル映画としてみるか。
視点の違いではありますが、コアなファン層を獲得してカルト映画化というのは、一部にしかウケなかったということで、日本人、日本国民全体としては、別に巨大ロボにも怪獣にも思い入れなどなかった。
それで、好きな人はすごく好きなんだろうけど、『日本人(国民全体)は“それほど”好きじゃなかった』って思ったわけです。
“今は”ってことかもしれませんが。

パシフィックリムは(不満も多いものの)自分は好きです。続編出たら必ず観に行くでしょう。
スタスク:
パシフィックリムの話ですけど、興行収入=名作映画じゃないのはお分かりのはずですが。
自分はその論法が大嫌いなわけで、だったら人類史上一番の名作は今現在「アバター」になるわけです。

しかし、それに同意してくれる人がどの程度いるのか?

むしろアバターとパシフィックを両方見た人に、どちらが名作かと聞いたら…。

実際、興行だけで見ればパッとしないでしょうけど映画ファンの多くが熱くレビューしているのは事実ですし、言いたくないけど売上の面で言ってしまうならソフト版が完売なんて事態が起こっている時点で十分浸透していると考えていいでしょう。

要はどのくらい愛されたかですよ。
映画館で見に行ってもソフトを買いたいとは思わない映画だったか。
見に行こうが見に行くまいがソフトを買って持っていたいと思わせる映画だったか。

自分としてはそうやって何度も見てみたいと思わせる映画である方が大事だと思います。

結果的にそれがソフトの売り上げにもつながるわけですから。
mocca:
TVでは「テッド」より「そして父になる」の方が宣伝されていたのに、テッドの方が上なんですね。
確かにDVDショップ等行くとテッドを大きく取り上げている店舗多いです。
しかし、邦画にはもう少し頑張って欲しいですね。思い返すと邦画ってテーマが重いものが多い気がします。アニメ並みに自由で、ハリウッド映画並みに大衆娯楽として気軽に楽しめて成功している作品が少ない気がします。
日本では映画は真面目に見るものという意識があるから、作品もそれに沿った内容になるのかしら。
通りすが郎:
ワーナーブラザーズはメジャーなのにワイルドバンチ、マッドマックス、シャイニング、ライトスタッフ、ブレードランナー、
そしてパシフィック・リムとカルト映画を沢山抱えている変な会社で。
ブレードランナーはアメリカでは全くヒットしなかったけど、
ご存じの通りSFマニアから熱狂的に支持され何度も再上映が行われています。
恐らくワーナーはブレードランナーの再プリントの貸し出しやテレビ放映、
何度もブレードランナーの再編集改新を行うリマスター商法で赤字を回収どころか息の長い商売で儲かっているのでは?

キューブリックのシャイニングも公開当時は大作の割にはパッとしなかった・・はっきりいうとコケたけど。
怖い映画だから何度もテレビ放映されて、ビデオ時代から今のDVDまでソフトは売れ続けている。
会社は違うけど、ユニヴァーサルの遊星からの物体XもETに負けて公開当時はコケたけど、
熱狂的な信者がついたからゲームになったり続編が2011年に作られたりと賞味期限が長い。
パシフィック・リムがカルトムービー化したということは愛され続ける映画になったということで悪いことではない。

記事と全然関係ない話だけど。
ワーナーはよく考えると他のメジャー会社ならリスクがあると判断し作らない映画に手を出す。
インセプションなんか大ヒットしたからよかったけど、あんなややこしい潜在意識に潜る話を大金をだすって凄い博打ですよ。
オーストラリアのR指定低予算バイオレンス映画「マッドマックス」の世界配給やったりと、本当にワーナーは変なことをする。
スカポン太
>スタスクさん
「興行収入=名作映画じゃないのは」というのは同意ですね。
でないと、日本に上陸すらしない、DVD買いたくてもDVD出ないカートゥーンファンなどやってられません。
そして、当然同じくらい「アバター」が好きな人もいるでしょう。
だから、内容の比較はここでは問いません。全体の傾向の話として。
あ、アニメの方の別の「アバター」はすてきですね。DVDもコミックも豪華本も持ってます。
日本語版はひとつもないけど・・・ シーズン3やってくれないかなあ・・・日本ニコロデオン・・

>moccaさん
そうそう。特に本記事ではふれなかったけど、面白いと思ったのが「テッド」の大ヒットなんですよね。
正直ここまで日本でヒットするとは思いませんでした。
まさかファミリー向けだと思って見に行った客が多かったとかw
ちょっと興味深いので、これも分析できたら面白いかなあって思ったりします。

>通りすが郎さん
ふむむむ。
そう考えるとワーナーはビデオセールまで考えて長期的に回収できそうなものにはGoサインが出やすい傾向にあるってことですかねえ。

まあ、どんな映画でも当然ヒットするのを目標にプロが一日中頭ひねりながら作っても、必ずヒットする法則などない、博打の世界なだけに、ホントに何が当たるかわからないですからねえ。
たつきん:昨日、学校で虹が飛んできたらしいです。
同級生の子のほとんどが見たらしいです。あぁ、僕も見たかったな……………

どーせソニックレインブームやろうけど。

関係無いコメすみません。

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