【グラビティフォールズ】ディッパーの謎ガイドとその解読

12月14日にディズニーチャンネルで放送されたグラビティフォールズ特集。
6本のエピソードの最後が新エピソードだったわけですが、それに合わせて6本のショートアニメも放送された。

それがグラビティフォールズショート「ディッパーの謎ガイド」
本編内の文字も日本語に書き換えてあるという、ショートとは思えぬ力の入りっぷり。
本編も2分のショートながらも、とてもおもしろかったですねえ。
むしろ短い分だけ怪奇が凝縮していて見応えありました。すごい。
片方しか見せない男の話とか衝撃的だったわ。

サービスシーンまで!!

メイベルの愛用ぬいぐるみ、キモすぎて子供が泣く「クマっち」も登場。
クマっちは最高!

「クマっち」の原語は「Bear-O」
「よったん」といい、グラビティフォールズの訳はおもしろいなあ。

本編も面白かったけど、各ショートには謎の図版のカットが挿入されていた。
それでは、この図版の謎を解こうではないか。
6つの断片図版をつなぎあわせたものがこちらでございます。

そして、この図版に書かれた謎ワードはいったいどういう意味なのか。


グラビティフォールズの謎ワードの解読についてはこちらを参照
>グラビティフォールズOPの秘密
OP逆再生に隠された暗号解除方法とは「3文字戻れ」のシーザー暗号。

そこでまず黒文字を解読
IURP WKH ILUVW XQWLO WKH ODVW VHDUFK WKH
↓
FROM THE FIRST UNTIL THE LAST SEARCH THE
FRGHV RI FUHGLWV SDVW RQH PHDQV RQH VR VHDUFK
↓
CODES OF CREDITS PAST ONE MEANS ONE SO SEARCH
WKHP DOO ZHOFRPH WR JUDYLWB IDOOV
↓
THEM ALL WELCOME TO GRAVITY FALLS
「From the first until the last search the Codes of credits past one means one so search them all welcome to Gravity falls」
「初回から最後までの過去のクレジットコード中から探せ。グラビティフォールズにようこそ」(意訳)
黒文字は赤文字の暗号を解く鍵だったのだ。
そこで、赤文字の解読に進むわけですが・・・

ZHOFRPH WR JUDYLWB IDOOV
↓
WELCOME TO GRAVITY FALLS
毎回エンドクレジットに出てくる謎ワード。これが赤文字の暗号を解く鍵。
・・・なんですが、日本ではこの謎ワードはカットされているので、日本の視聴者にはどうやっても解けません。
また、仮に謎ワードがカットされていなくとも、このショートエピソードは本国でシーズン1以後に放送されたため、まだ未放送分がある日本では解けない。
はい。日本視聴者はここで終了。
なので、海外で解読されてる回答を読むことに・・・ しょうがないだろ!

[1)14] [2)5,24 3)3] [5)7,9]
[ ] は単語の区切り
1) はグラビティフォールズのエピソード番号(この場合は#1)
他の数字はそのエピのクレジットコードの何番目の文字かを表す。
例えば、#1のクレジットコードの解は「WELCOME TO GRAVITY FALLS」なので、
[1)14]は「I」になる。
そこで同じように解読してゆくと
[1)14] [2)5,24 3)3] [5)7,9]
↓
I WAS SO
となる。
これをすべてにあてはめ、解読していくと、赤文字の解はこのように
「I WAS SO BLIND. HE LIED TO ME. THE DARKNESS IS NEAR」
「私はとても盲目だった。彼は私を騙した。闇は近くに」
これは目を潰された図版の主からのメッセージなのだろうか。
「ディッパーの謎ガイド」本編とそれほど関係あるつながりは見えないので、これはシーズン2へのプロローグみたいなものでしょうかねえ?
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コメント
- Jibril:
- 個人的には後ろ隠れの話が良かったです。
Hidebehindって想像上の怪物の中でもマイナーな方じゃないかなと……フィアサム・クリターっていう存在自体日本ではあまり聞かないですし。
樵の伝説っていうのもあってマンリー・ダンも出てくるし、さすがGFのスタッフですねw
- とみ:
- やっぱりグラビティフォールすげーや・・・
楽しいなあ。二倍楽しめる。
- あまおと:すいませんでした。
- 以前「一つ目ピラミッドを探せ」の記事にて、偉そうなことを言ってしまい本当申し訳ございませんでした。本当は話がしたい、どうしようもないかまってちゃんだったんだと思います。本当にご迷惑おかけしてすいませんでした。
もし宜しければこれからも仲良く(?)させて頂いてもよろしいでしょうか…
- あまおと:ネタバレを含むコメントにつきましいて。
- 以後もしお許しを頂きコメントをさせていただく際、ネタバレを含むコメントはよろしいでしょうか…
当たり前ですが、以後丁寧語でコメントをさせていただきます…今後も宜しければですが…
- おみそしる:
- 最近のCartoonは、謎のメッセージを画面に乗せるのが流行ってますね。
そういった作品(アドベンチャータイムやグラビティフォールズ)には、
意外な共通点があります。
過去、本作のクリエーター&製作総指揮である Alex Hirsch は、
The Marvelous Misadventures of Flapjack の脚本を書いてましたが、
Flapjack の製作スタッフが後にアドベンチャータイムやグラビティフォールズ
のスタッフになりました。
ちなみに、アドベンチャータイムのクリエーター&製作総指揮である
Pendleton Ward と、レギュラーショーの J. G. Quintel は、
Alex Hirsch の親友であり Flapjack の製作スタッフでした。
彼らが一堂に会して作品を作ったのは、Flapjack だけです。
Flapjack は、Cartoon 業界のトップクリエーターを
多数輩出した作品として凄く注目されています。
作品自体は、さほど面白くなかったのですが、
謎ありお馬鹿ありで挑戦的な作品でした。
Flapjack での挑戦を生かして、
最近の面白い作品が生まれていると思うと感慨深いですね。
しかし、偶然とはいえ伏線好きのクリエーターがよくも集まったものですw
ちなみに、『so blind』というのは、演劇用語です。
古くはシェークスピアに出てきますが、たいていは、恋愛関連の用語です。
恋は盲目の語源ですね。
- いつも楽しみ:
- 四つ繋げて一つの絵にしましたね?
そのマーク見覚えありませんか?
あるマークの一部と私は睨んでいます
てか、スタン様入れ歯ってwwww
- とみ:
- >おみそしるさん
そうなんですよね、フラップジャックってものすごい個性的で可愛いんだけど、
話がちょと投げやりだったかな、と思います。
それもこれも、レギュラーショーやATやGFへの挑戦だったのですねえ。
カートゥーンの進化録とか楽しそう!
というかもっと日本で流行ってくれてもいいと思うよ・・・!!
- スカポン太:
- >Hidebehind
これ実在というか、そういう現実に伝承があるモンスターだったのですね。
言われて知ったので、やっぱりマイナーなんじゃないかと。向こうの人はよく知ってるのかもしれませんが。
そうしてみると、海外の怪奇妖怪博覧会みたいな感じでマニアにとっても面白い作品なのかなあ。
>あまおとさん
いやもう全然!書き込んでいただけて嬉しいです。
ネタバレは特に制限しませんが、日本版のみ見ている方も多いので、ほどほどにって感じですね。
ギャグものなら特に問題ないだろうけど、「謎解き」やストーリーが重要な作品でもあるので。どこまでを「ネタバレ」扱いするかの線引きは難しいですが。
>Flapjack
おもしろいですね!
ちょうどFlapjackは初期のデクスターズラボにあたる作品みたいな感じですかね。
(むしろ2SDや超秘密探偵クルクル?)
新世代の始まりとしてのポジションで語ると面白そうです。
>『so blind』というのは、演劇用語です
そうなんですか!
短いけど翻訳しにくかった文章だったんですが、ここはそういう演劇調にかしこまった感じ、もしくは大仰で固い言い回しみたいなニュアンスなのかな。
>そのマーク見覚えありませんか?
この目って一つめピラミッドかなあ・・・やっぱり。
- <記名なし>:
- グラビティフォールズが好きでなんとなく検索したらこちらのブログにたどり着いた者です。
こちらのブログを読んで、GFにはこんな謎があったとは・・・と驚かされています。(もうちょっと真剣に見ればよかったなと後悔)
例のあのポストが世界の終わりは3013年と答えましたが、やっぱりあの巨大赤ちゃんが世界を終わらせたんでしょうか・・・?
それともこのセリフがあったのはグラビテイフォールズの謎自体が世界の終わりと関係するっていうことなんでしょうか(笑)
6つを繋げた図版にある◎の中の記号が、OPと#8の暗号にあるW:のようなものではなく、この二つとは全く異なる△の中にTを入れたような記号なのが気になりますね。
私は◎記号はこの暗号を書いた人のサインなのかなあと思ったんですが・・・。
- ぴぴ:
- どなたかグラビティフォールズに出てきた怪奇現象やモンスターの元ネタを教えてください!!
- スカポン太:
- 未来世界や巨大赤ちゃんの扱いはどこまで語られるかはちょっと予想がつかないすねえ。
この町だけの不思議規模をはるかに超えちゃってるし。
グラビティフォールズはまだまだ続くようなので、そのうちまた語られることもあるかしら?
△の中にTのマークはやはり気になります。
他はそれっぽい呪文記号というだけで、深い意味は無いと思いますが、これはなんとなく意味ありげですもの。
- なんとか:
- そういや、たまたまこの中の一つを見たんですが、どうやらあの例のトランプには
すべてあのピラミッドが書かれてるみたいですね。なんか意味あるんでしょうか。
- ポンさん:頼みます!
- 出来れば新エピソード17〜20までの謎の解説もみたいです。見てて凄くワクワクして楽しいです!
- スカポン太:
- うん。自分もできればグラフォの感想やりたいんだ!
>なんとかさん
ご当地キャラみたいな扱いだったりして。
グラビティーフォールにかなり深い関わりがあって、秘密結社のマークみたいな存在かもしれんね。
ただのスタッフの遊びってこともあるけど。
- 青木 良太:はじめまして!!
- 「I WAS SO BLIND. HE LIED TO ME. THE DARKNESS IS NEAR」「私はとても盲目だった。彼は私を騙した。闇は近くに」これを見てすごくテンションが上がりました!!
これは予測なのですが【私はとても盲目だった。彼は私を騙した。】とありますがこれは本物のスタン大おじさんのことで【闇は近くに】というのは今のスタン大おじさんの体の中にいるモノのことを言ってるのだと思います!!
それは体の中身が入れ替わるカーペットの部屋に入ったときにスタン大おじさん(偽者)が慌てて【眼鏡】を隠したシーンがありました!!
それは多分、本物のスタン大おじさんが目が悪くそれを利用してあのカーペットを使い体を奪ったのではないかと考えます!!
皆さんはどぉ思いますか??
- スカポン太:
- 青木 良太さんこんにちは。
「入れ替わりカーペット」の回だからこそ、あのスタンの行動がひっかかりますよねえ。
シーズン2でそのへんもっと深く謎が解明されていくかしらん