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アドベンチャータイム描きおろし単行本「Adventure Time OGN Vol.2 PIXEL PRINCESSES」

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先日12月10日に発売されたアドベンチャータイムの単行本
Adventure Time Vol. 2 Original Graphic Novel : PIXEL PRINCESSES
ライター:Danielle Corsetto
アートスト:Zack Sterling

今回はランピーほかウー大陸のプリンセスたちのスピンオフ。


CORSETTO AND STERLING REUNITE FOR ‘ADVENTURE TIME ORIGINAL GRAPHIC NOVEL VOL. 2 PIXEL PRINCESSES’ [INTERVIEW + PREVIEW]
インタビュー及び数ページのプレビュー

今年6月に発売された「Adventure Time Vol. 1 Playing With Fire Original Graphic Novel」に続く第二弾となるわけですが、年2冊と思いの外ペース早いですね。第三弾も予定があるとか。

Boom!から出版されているアドベンチャータイムのコミックは、オンゴーイング(本流シリーズ)はすでに「Adventure Time Vol. 3」も発売され、「Adventure Time Vol. 4」も2014年2月には刊行予定。
他にもマーセリンやフィオナなどのスピンオフも出ているし、派生含めるとけっこうな数になってきました。

シナモンパンやペパーミントバトラーが活躍するスピンオフ
Adventure Time: Candy Capers」は2014月5月発売予定。

数年前から比べるとカートゥーン系のコミック元気いいですねえ。
DCコミックがやってた頃は単行本なんかまるでされなかったのになあ。

ところでこの「OGN」=「オリジナル グラフィックノベル(Original Graphic Novel)」ですが、着彩専門のカラリストの代わりに、スクリーントーン専門の「Tones」という担当がいるのが面白いですな。
今の印刷技術なら、ドットを使った「スクリーントーン」ではなくグレースケールでやれると思うのですが、わざわざトーンを使うところが、「コミック技法」ではない「マンガ技法」なのでしょう。
やはりこのOGNというのはMANGAを意図したもので間違いないですかねえ。

フルカラーではなく、白黒。
本のサイズもダイジェストサイズ。

ダイジェストサイズというのは、A4サイズの本の通称で、海外でのマンガ単行本はこのサイズで発売されることが多い。
そして海外での日本のマンガ単行本は雑誌連載を経由せずに直接「単行本」の形で発売される。

グラフィックノベルとは、「コミックス = 子供向けのユーモアまんが」とは違う、大人向けでシリアスで文学的な絵で描かれた小説。
・・・・という定義もありましたが、現在は「書籍の形で流通する漫画単行本」=「グラフィックノベル」なのでしょう。もはや内容は問わない。
そして、グラフィックノベルの形態でしか流通していない日本のマンガは、そのままマンガ=グラフィックノベル。
北米のMANGAにはコミック(コミックブック=月刊誌)は存在しないからだ。
(昔はありましたけどね・・・)

なぜ、「Adventure Time MANGA」にしないで「Adventure Time OGN」になったのか。
他のアドベンチャータイムのコミックは、月刊のコミックブックで発売され、それをまとめた合本(TP)で単行本発売される。
こちらは直接単行本として出版される。
そういう、違いからきてるのかもしれません。
マンガ = 描きおろし単行本 = Original Graphic Novel
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