スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

魔法少女は魔法の夢をみるか

>アラン・ムーアの「ウォッチメン」を魔法少女ものにしたというコンセプトの「魔法少女禁止法1 」というラノベが出版されています。 by 通りすが郎
魔法少女禁止法1

ども。
その手の殺伐とした魔法少女ものは山ほどあって、特に「ウォッチメン」は関係ないんじゃないの?
「ウォッチメン」に限らず、そういったテーマは、ミスターインクレディブルなどもそうですし、そもそもウォッチメンはもう約30年前の作品なので、ウォッチメンがどうこうというより「よくある定番ネタ」なんでは・・・

なんて思いましたが、amazonの書評を読むと、確かに「ウォッチメン」を直接インスパイアしたものっぽですね。へえ。
 
そういう「よくあるパターン」ではなく、ウォッチメンを魔法少女に直接置き換えたような感じなんでしょうか。
それはちょっと興味深いですね。
ということは・・・・青い全裸の魔法少女が出て来る!?な、なんだってー

か、どうかはわかりませんが、主人公の魔法少女がロールシャッハで、次々と元魔法少女が殺されてゆくって話なのかな?
ふむ。

AlanMoore.jpg
アラン・ムーア 職業:魔法使い

むしろ「魔法少女アラン・ムーアちゃん」が読みたいです。ラノベ作家の方お願いします。



ところで、日本の「魔法少女」は言葉の意味から逸脱して独特なものになっていますね。
まどマギでもつきつめれば、魔法ではなくコズミックパワーでむしろSFですし、魔法使いの少女ではない。

「魔法」にこだわる魔法少女もの「魔女少女」作品も多くありますが、

今の日本の「魔法少女」とは
『かわいいドレスを着た特別な能力をもつ少女戦士』
であって、魔法はあまり意味が無いという。

重要なのは外観
ただの少女戦士では「魔法少女」とみてもらえず、魔法でなくとも「フリフリドレス」のコスチュームであれば「魔法少女」
そういう感じかなあ。
魔法少女の中に本物の魔法を使うキャラもたまにいる、ってくらいで。

そのためかわかりませんが、魔法少女の訳語として「Magical girl」ではなく、「Mahou shoujo」と使う例をよく見かけるようになりました。
当然、「Witch girl」でもない。

まあ、そのへんは、「翻訳表記」より「原語表記」を好む層が目立ってるだけかもしれないですが、浸透率は以前より進んでいるように感じます。

スーパー戦隊シリーズは、海外版ではパワーレンジャーとして知られていますが、「Sentai」でも通じるくらいには浸透していました。
しかし「Mahou shoujo」はそれよりも、かなり浸透は遅れた印象です。

これは海外での展開が、「セーラームーン」や「カードキャプターさくら」や「魔法騎士レイアース」あたりで止まってしまったせいかもしれません。
その後の固定化されたイメージの大量のステレオタイプが続かなかった。
しかし、パワパフガールズZの登場。
そしてなんといっても「魔法少女まどかマギカ」で「Mahou shoujo」という名称が浸透したと、思っています。

まー、こうだと言えるほどの根拠はあまりないんですけどね。
それよりもネットでの伝達率の向上による効果の方が高いって気がしますし。
それでも「Mahou shoujo」という言葉を、海外でも(広い層で)意識しはじめたのはけっこう最近に見えました。
やっぱり直接タイトルに魔法少女と入ってるまどマギの影響が一番かも。


そういえば、そんな殺伐とした魔法少女ものってすごい流行ってますね。

ラノベでいえば
魔法少女地獄 シリーズ
まだ読んではいないんですが、ギャラクタスっぽい魔法少女がいるらしいのが、ちょっと気になっています。


魔法少女育成計画シリーズ
魔法少女による生き残りデスゲーム。魔法少女版バトルロワイヤル。
個人的にはこれはとても面白く読めました。あ、これ去年続刊でてたんだ。知らなかった。

魔法少女の生き残りバトルといえば
西尾維新の「悲鳴伝」から始まる伝説シリーズの2巻目以降
「悲痛伝」「悲惨伝」「悲報伝」も魔法少女の生き残りサバイバルバトルものです。

でもなー。これちょっとイマイチなんだよなあ。
最近は読者の予想を外そうとするあまりに、それが意外な展開ではなく、ただの肩すかしになってるとこが多いのがどうにも。

それより西尾維新の魔法少女といえば
新本格魔法少女りすか
これは大好きなシリーズなんですが、いつまでたっても最終巻が出ないという。いいかげんにして!
そっちの伝説シリーズとかもうどうでもいいから、りすか出せや!!


そういえば、マンガでは
魔法少女・オブ・ジ・エンド
これも大殺戮魔法少女ものですが、魔法少女にかまれたものも魔法少女になるというもので、魔法少女の形をしただけのゾンビものです。
正直魔法少女である意味がまるでないです。
ただ、3巻くらいからちょっと面白くなってきたので、それはそれとして読んでます。

他にもこの手のものはいっぱいありますが、むしろ王道が無くて、邪道ばかりが主流という感じなんですが、どうなんでしょうか。
前からでしたっけ? パロディで「魔法少女」はさかんでも、本流が存在しないと言うのは。

むしろ、はるか昔の忍術バトルもの、伊賀の影丸や山田風太郎作品における、「忍術」という名の魔法のような能力もちの殺し合いのフォーマットが、
特別な力の理由に「魔法」、
忍者たちが「少女」に、
そういう置き換えに吸い込まれていったようにも。

プリキュアが「魔法少女」かと言われるとちょっと考えちゃうしなあ。
パロディで描かれる魔法少女が、「パロディの魔法少女」のパロディであって、プリキュアをベースにしてはいないように思えるので。

あ、そういえば
『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』はどんな感じなんでしょうか。
これは魔法少女(Mahou shoujo)ではなく、魔法使いの少女(Witch girl)の話ですよね?

まあ、そんな感じで、
Bee and PuppyCat」は、日本の魔法少女的だなとぼんやり思ってたという話です。
魔法がある世界の魔法使いの少女ではなく、ある日不思議な力が「降りてきた」 な。
関連記事

この記事のトラックバックURL

http://ppgcom.blog12.fc2.com/tb.php/7277-0fafe1b9

コメント

ミラクル:魔法少女じゃないが
聖闘士星矢とアニメ続編のΩは魔法少年になるわ…フリフリのかわりに鎧ならね。サムライトルーパーもポスト星矢だし。
あと、マギはどうなるの?
某PCゲームのリトルウィッチ・パルフェシリーズがアニメになってればー(何を今更…ゲームにはアニメになってくれなかった良いものたくさんあるのにねナイトゥルースとか)!!
ゲームみたいに武器や呪文薬を楽しく調合したりモンスターを召喚したりするものが日本のアニメにあったらなー。ハリポタはイギリスノベルで日本人の楽しいと違う楽しいだし…ポスト進撃の巨人の魔法使いモノとかもでてきていいと思う。
灰土:
ヨヨネネは原作コミックはよいですよ。
純粋に魔法幼女。
アニメ版はオリジ要素いれてあるのでいまいちでしたが。
ニサ:
トワイライト棒のMADムービーでもコラ画像になってたパンストと同じガイナックスの「キルラキル」で孤児の女子高生もちょっと異なるが、憑依してきた鮮血って制服の精霊みたいなのにセーラームーンや聖闘士星矢みたいな感じに変身させられ日常的な戦い合う作品だったのです。
massando:
『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』は意外にもハマってしまって、すでに4回も観ているのに、隙あらばまだ観ようとしています。
もともと原作漫画があるのですが、魔法ものとしての作品世界は王道な方だと思います。これはハリー・ポッターの影響という見方ができるのかもしれません。
興行は伸び悩んでいるようですが、大きなお友達の慰みものが主流となってしまった今の日本のアニメにおいて、それに抵抗を表した意気を評価します。
通りすが郎:
たまたまウォッチメンの魔法少女版『魔法少女禁止法』が出版社と題名を変えて再販されたというツイートを見かけて調べました。
下の一迅社版が2010年に発売されて、魔法少女版ウォッチメンであることが話題になって、本書は出版社を変えてシリーズ化が決まったようです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4758041687/ref=cm_sw_r_tw_dp_3u.0sb19GYCHD

>主人公の魔法少女がロールシャッハで、次々と元魔法少女が殺されてゆくって話なのかな?
読んでないけど、ロールシャッハに該当する魔法少女がいて魔法少女殺人事件の真相を追うらしい。
「魔法少女禁止法」にはウイッチメンという章が存在するとか。
http://dic.nicovideo.jp/id/4787894

>ギャラクタス
ギャラクタスといえば、マーベルでデッカチーじゃなかったウォッチャーが殺されたそうですね。
https://twitter.com/mondocomics2013/status/420783822062354432
<記名なし>:
りすか最高ですよね。 自分も西尾作品で一番好きです。
西尾氏はあれだけ速筆なのに、なんで肝心のりすかだけ止めちゃったんだろう…。
真空管:
>むしろ、はるか昔の忍術バトルもの
つまりニンジャソウル憑依によって突然カラテとジツを手に入れたおっさん達が殺し合う
ニンジャスレイヤーは王道魔法少女モノということでよろしいですね!?
学園NINJAランディも魔法少女の王道フォーマットですね!?
まつまるたかひこ:
「魔法少女」という呼称が浸透したのは意外に見落とされがちですが比較的近年の事で、実質的には21世紀になってからの様に感じます。
それ以前は「魔女っ子」もの、という呼称の方が広く使われていました。「魔法少女」という呼称が用いられた作品は80年のララベル、89年のぱいぱい、いぱねま(実写ですが広義の意味で含みたいと思います)などもありましたが、現在のいわゆる「かわいいドレスを着た特別な能力をもつ少女戦士」を確定したのは「天地無用!魎皇鬼」のパロディ・スピンオフ作品だった「魔法少女プリティサミー」が先鞭となり、やはり「とらいあんぐるハート」のパロディ・スピンオフ作品が元々だった「魔法少女リリカルなのは」が近年のバトル込みの「魔法少女」の方向性及び呼び名の浸透に大きく影響を与えた印象があります。
キューティーハニーや魔女先生といった先駆者もいたとはいえポワトリン、セーラームーン以降に変身ヒロインによるバトル路線(この時点で変身ヒーロー路線だけでなく既に魔女っ子路線と混合されていたのは関連商品=変身アイテムなどが魔女っ子のそれと大きな差異がなかったのも一因かと)が確立しましたが、90年代半ば~後半はそれらの作品群の様々な方向性が模索されていった中でCLAMP先生の和製RPG路線=魔法が戦闘に特化した「魔法騎士レイアース」(この作品も幾つか大きなエポックがありますがそれはまた別の話)と、現在の魔法少女の在り方に大きな影響を及ぼした「カードキャプターさくら」(海外展開においても様々な足跡を残し多大な影響を残してますがそれもまた別の話)が示した可能性と先述のプリティサミーの男性マニア市場中心での魔法少女作品の確立、一方で「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」などで黎明期から魔女っ子を多く世に知らしめてきた東映アニメーションもセーラームーン=バトル路線だけに頼る事無く「夢のクレヨン王国」「ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー」「おジャ魔女どれみ」など女児向け魔法少女路線の見直しなどが行われた時期でもあります。
少々長くなってしまいましたが、現在はおっしゃる通りの「本流不在のパロディ作品」が中心になっているのが日本の魔法少女(=witchではない、正しくMahou shoujoとしか分類できない存在。以前の「魔女っ子」はwitchの範疇に入るものが多かった印象)であり、そこに至る必然はあったのだと感じます。
長文失礼いたしました。
<記名なし>:
>むしろ「魔法少女アラン・ムーアちゃん」が読みたいです。
アメコミなどでも活躍されてる濱本隆輔氏が以前にアランムーア少女化同人誌「ムーアたん」を出してましたね。
自分は手に入らず仕舞いでしたが…どんな内容だったのか。

そういえばクトゥルー神話の創作者ラブクラフトを美少女化したラノベも書かれてるそうで。読んだことはありませんが。

むしろ魔法少女に限らず「美少女至上主義」な現在の市場には、換骨奪胎なパロディ作品が溢れてるように感じますね。

<記名なし>:
まどかマギカはパロディに振り切ったフリをして、最後は王道だったというオチでしたが。
<記名なし>:
王道にはまるで見えませんが・・・
<記名なし>:
魔法の力で変身して戦うという事を最初にやった魔法少女は実はDCのマリー・マーベルかもしれません
でもマリー・マーベル自体はキャプテン・マーベルの女版みたいな物なので
つまり魔法少女の元祖はキャプテン・マーベルですね
旧:
熱心に観てないが
「王道に見えない」と必死になってまで否定する程ではない
痛々しい。
スカポン太
「魔法少女禁止法」はウォッチメンを本格的に下敷きにしているなら、かなり気になるとこです。

>まつまるたかひこさん
私の考えもだいたいそんな感じです。
パロディとしてネタとしてイメージが独自に進んだ「魔法少女」ですが、最近のまどマギのヒットで、まどマギ自体を本流とする広がりがこれから出て来るかもと思ってたりします。
パロディやオマージュだらけで構成されたエヴァンゲリオンが別のスタンダードになったように。

>マリー・マーベル
なるほど。
そこから広がりが出てフォロワーが続けばアメリカでも(今風の)戦闘系魔法少女のジャンルが確立してたのかもw


そうそう「ムーアたん」はこんな感じです
http://ppgcom.blog12.fc2.com/blog-entry-3199.html

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。