マイリトルポニートモダチは魔法 #45「弱気なフラッターシャイ」

「俺の名はアイアンウィル カリスマトレーナーだ」
(cv 大塚明夫)
大塚さんのアイアンウィルよかったわあ。
「アイアンウィル(Iron Will)」意味は「鉄の意志」。
何者にも屈しない鉄の意志を伝授するミノタウロスのトレーナー。
そのセミナーをうけて生まれ変わった、ニューフラタ。
しかし・・・・
今回は、いつもとはまた違うハートにぐっとくる回でもありました。
#45 弱気なフラッターシャイ(Putting Your Hoof Down)
いつも他人から邪険にされるのにうんざりしたフラッターシャイは、自己主張トレーニングの第一人者の講演を聞きに行く。そして、突然攻撃的な性格に変身してしまう。(公式あらすじより)
「は〜〜いピンキーパイだよ。みんなパーティしてる〜?」
「してる〜〜〜」
と、前説はピンキーパイで始まったマイリトルポニー。

本日も安定のクソウサギ エンジェルさん。
クソウサギのわがままを抑えられないフラタは、特別メニューのために、食材を求めて町の市場へ。
買物中でも強く言えないフラタは、わりこみされ放題、ぼったくりうけまくり放題。

いかにもギャルポニー。あっち風に言うならヴァレーガール。
っても、ちょっと古いな。70年代?

あまりのフラタの「ドアマット」っぷりにみかねたピンキー&ラリティはアドバイス。

ライラ&ボンボンのデートもチェック
ドアマット=みんなに踏みつけにされるもの
フラタは木だったり、ドアマットだったり忙しいな。

色仕掛けラリティ
BBA無理すんな・・・ってツッこもうかと思ったけど、普通にかわいかった。おしりかがわいい。
今回のラリティは妙にかわいいんだよ!困った事に。
このメガネナードポニーは
コミックスだと「ポインデクスター(Poindexter)」
トレカでは「ギズモ(Gizmo)」
別の商標では「ジャイロ(Gyro)」
など呼ばれていて、イマイチ名前が固定してない。
何が言いたいかといえば、住来は特に名前無しでファンが勝手につけてただけというのが多かったが、最近商品やさまざまな展開が広がるにつれてこういったキャラたちも扱われるようになるが、まともに決めていなかったためか、公式でもゆらぎまくってることが多く、妙に混乱する。
という、本編とはあまり関係ない話。
戻ろう。

それを真似て、フラタもお色気攻撃。
普通にかわいいのに、この無理してる感じがたまりません。
いやあそれにしても、ポニービル市民のクソゲスっぷりはあいかわらずだな!!ww
タウンズヴィル市民にまけないクズさ。

それでも、頑張っても空回りで強く出れないフラタの元に届いたチラシ。
それこそが、ドアマットから脱却し強い自分に生まれ変わる、アイアンウィルの自己啓発セミナー!

Eye of The Tiger 風のBGMと共にアイアンウィル登場!

ミノタウロスなだけに、迷路の会場


そして観衆の中にダーピー
あ、あまりモブをチェックしすぎないように・・・・モブ分裂しまくってるから・・・コピペ

セミナーのおかげで強く出れるようになった「新しいフラッターシャイ」

でもちょっと暴走気味

「ラリティもそう思う・・・」
このラリティかわいい!!かわいい!!ラリティもそう思うかわいい!!
ところで、ラリティはシュガーキューブコーナーで何してたんですかね?
お菓子買いに並んでいたわけでもなさそうだし、ピンキーのお手伝い?
そう。あまり目立たないけど、なにげに仲いいと思うのですよ。
ピンキー×ラリティって!


ピンキーと一緒にいるときのラリティって妙にかわいい。
農場とか図書館とかじゃなく、お店で働いてる同士で生活リズムが合うのか。
みんな同じように大好き!なピンキーだけど、ラリティを一番信頼しているように思える。
強いカップリングじゃないけど、どこか好きな組み合わせです。
ラリティもそう思う

ごめんですんだら警察いらねえよ
さらに暴走してゆくニューフラタ
ここんとこの演技いいですね。ドスきかせすぎずキレすぎてない感じが。
無理して横暴キャラを作ってる感じがして、好きです。
そして、そんないきすぎのフラタをいさめる二人にも

「ダッサイファッションに夢中になってさ」

ラリティが泣いちゃった!!!
いつもの大げさな大泣きじゃなく、この、そっと泣くところが! つらい。
これがレインボーダッシュとかだったら、もっとたいしたことない罵倒だったかもしれない。
弱いものだからこそ、触れると傷つくところが一番よくわかってるという。
今回のラリティほんまかわいい。抱きしめてあげたい。
そんな友達を傷つけたことによって、気がつくフラッターシャイ


「モンスターはわたしね」
今までのマイリトルポニーの失敗顛末とは少し違う、視聴者の心にも刺さる痛さ。
自分に強くあろうとすることと、人を傷つけて自分を守ろうとすることは違う。と。
それにしても、海外物は『自分の中のモンスター』みたいなテーマ多いですねえ。

まあ、モンスターはどっちかとえいばピンキーな気が。
お前何者だよ!!

最後きれいにまとまったのは、アイアンウィルが非道な詐欺師じゃないってところが非常によかったんだと思います。
「クーリング・オフ」にも素直にうけてくれるし。あれっ。けっこういい人。商売熱心なだけで。
この場合、フラッターシャイが普段の反動が大きすぎたってとこですかねえ。
日本語版エンディング曲が今回はとてもマッチしてて、染み入りましたよ。
あと、罵倒されてもフラタを心配しにきてくれるピンキーとラリティの優しさも。
自分の欲望にも寛容だけど、人にも寛容なのがラリティ。大好き。

最強にかわいいピンキーとラリティ。このシーンほんまかわいい。マジかわいい。
ラリティかわいい。
かわいいといえば。
特に今回かわいく見えた要因には、アイアンウィルが「大きい」というとこもあります。
ドラゴンなどのスケール違いすぎる大きさではなく、ほどよい一回り大きいという大きさ。
こういうことですよ




おわかりいただけただろうか。
アイアンウィルの前では、すごく「ポニー」ぽいんですよ。
小馬感が強いというか、デザインもあいまってぬいぐるみ的なこぶり感といいますか。
はーーーーーかわいい。
あと、特筆すべきは、このあたりで作画技術もさらに向上している所。
非常に地味な変化でありますが。

小屋にたてこもるフラッターシャイの映像の美しいこと!!



ここの演出もすばらしい。
ゆっくりとフラタが右に移動しながら、ピントが左に入口にうつる演出。
地味ながら、技術向上がよくわかるシーン。
それにしても、各キャラ個別掘り下げがすすめているのか、主人公出番ねえなww
トマト屋ポニー:沢城みゆき
あっ。モブにいた。
◇
■ポニーTV
歌紹介

「憧れのパーティ」
■ポニースロット

「チアリー」
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コメント
- ゲンツ:
- 系統はヴィラン枠だが、曲はロッキー、登場はハルク・ホーガン!そして常識人なマッチョで良いやつ。
それがアイアン・ウィルだ!
金目当てとは言え、自分の言った事に責任持つアイアン・ウィルは一番好きだなぁ。
シーズン4にも出てきてもらいたいぜ。
- 森山塔晶夫:
- 僭越ですが、「クリーンオフ」ではなく「クーリング・オフ」ですよ。
文字通り「熱が冷める」って意味です。
フラタも熱が冷めてしまったので、お金は払わないと主張したわけです。
- Uchiyama:
- クソウサギって、そりゃあんまりなw
もともとウサギは我がままですしね。
それより、引きこもったフラタのもとから動物達が居なくなったのに、
エンジェルだけは最後まで一緒に居るあたり、2人の特別な信頼関係が感じられましたね。
以前ディスコードに魔法をかけられて「いぢわるキャラ」になってたけど、
意地悪なのが、フラッターシャイのもうひとつの顔なのだとわかる回だった。
いぢわるモンスター・フラッターシャイ。
心理学で言う所の「シャドウ」ですな。
で、意地悪なフラタは、つい本音を言ってしまう…と。
意地悪フラタは弱気なフラタを補完する関係みたいなので、
これからも意地悪なフラタが顔を出すんだろうなぁ・・・
アイアンウィル、思いのほか紳士的なヤツだった。
ネクタイもしてたしね。
- makita:
- http://www.youtube.com/watch?v=3dm-AFKUmFw
ソニックTVシリーズのトレーラー来てましたよ
- orca:
- ラリティとピンキーは家が近いというのもあるし
女子が好むお茶とお喋りが一番し易い間柄だからでしょうね。
トワイやAJは仕事や勉強を優先させそうだしRDはそういうの苦手っぽいし
フラタはちょっと家が遠い。
ラリピンは割りと芝居めいた泣き方をすることが多いので
今回みたいな本当に傷ついてガチ泣きする姿はグッとキますね。
それでもフラタを心配して見に来るあたりがこの二人の魅力ですかね。
- 桜花Blossom:
- え?フラタ話なの?ラリティさんしか見てなくて内容理解するのに3回見直しちゃった。
本音は置いといて。自己啓発セミナーというのはよく知らないのでWikipedia調べたら。ロクなことが書いてないw
むしろマルチ商法や宗教勧誘の入り口みたいになってる。このエピソードは最後のフラッターシャイを通じて視聴者への"啓蒙"を気づかせようとしたと考えていいのかな?
- ネクシク:
- 今回ラリティもフラタもピンキーも可愛すぎる、素晴らしいですわ
- Jibril:
- ”自分の中のモンスター”といえば、スキレットのMonsterという曲がありますが、色んな作品のAMVでよく使われてますね (実際自分もこの曲のPMVでMLPを知りました)
やっぱり”デクスター”はナードなイメージみたいですねww
- kazi:
- MLPで唯一の人型(ミモリンを除いて)のウィルさんは一体何者なんだ…
- スカポン太:
- >「クリーンオフ」ではなく「クーリング・オフ」ですよ
あっ。 間違えた/(^o^)\ ですよねー
アイアンウィルはなかなかいいキャラなので、また見てみたいけど、ネタと密接してるキャラだから、さすがに一度きりかなあ?
いいキャラですよね。動きも面白いし
>makitaさん
新ソニックの映像も出たんですね。情報どうもです!
- ヴィンクランド:
- なんか順序が飛びすぎてますが・・・
いきなり45!?
- スカポン太:
- 感想埋めてからだと時間がかかりそうだから、最新話優先しました。
時間があったら、途中も感想うめてきたいですね。
いまさら・・・という気がしてしょうがないけど、読んでくれるかしら
- 武侠忍者:
- 声が大塚昭夫さんのキャラにレクチャーを受けるとガヴァメント撃ちまくり、合気道炸裂のワンマンアーミーになる危険性があります!
それと、ポインデクスターってフェリックスの豆博士と同名・・・?
- 7us:
- ガムボールの「ボスはどっち?」で、『玄関マットで拭いたほうがいいね!』っていう台詞がありましたが、ダーウィンの強気になれない事に対しての皮肉だったんですね。なるほど。
- はりはり亭:
- いや今回は(も)お見事としか言いようのない話でした。
自己主張が強くなくては生きていく上で不利なアメリカ社会ですが、それがマッチョイズムになりかねない危うさはいつもあるわけで、
(例の事件の背景にもそういう要素があると思います。ある意味タイムリーな放送)
ただそんな現実をネタにするだけでなく、フラッターシャイの成長に結び付けて鮮やかに描いているところは本当に素晴らしい。
水たまりに映った自分の姿を見て「モンスターは私」と気付くシーンが大好きですが、鏡を見て自分の内面に気が付く、と言うシーンはありそうなのですが思いつかない(田中芳樹の作品でモンスター化した登場人物に鏡を突き付ける、というのがあったような)。
そしてたしかにピンキー、ラリティが本当にかわいい。あの涙の浮かべ方を見たいがためだけに意地悪をしたくなる(コラ。ところでスタッフは「時そば」を知....るわけないか)。
ところで日本では自己主張があまり好まれない、などと言われてますが、そのぶん陰性の攻撃性に転嫁されやすいような気が.....日本の子供たちは今回の話をどう受け止めたのかな。
- スカポン太:
- >『玄関マットで拭いたほうがいいね!』
あっ。そういえば。
同様の意味でしょうねえ。欧米では「ドアマット」という言い方が定着しているんでしょう。
勉強になるなー
>時ソバ
自分もちょっと頭にうかびましたw
こういう、やりとりでの引っかけは、他でもたまに見るので、似たような定番があるんでしょうなあ
- はりはり亭:
- ふと思ったのですがミノタウロスの助手がヤギと言うのは何か意味があるのでしょうか。
- Uchiyama:
- ヤギが悪魔の象徴だからでは?
アイアンウィルのやっている事が悪い事だと、見てる子供達に印象づけるための演出だと思います。
- はりはり亭:
- >Uchiyama 様
私も最初はそうかな、と思ったのですが、アイアンウィルが結果的に悪人ではなかったもので。
単に異教的なキャラ(デーモン)に悪魔の象徴(デヴィル)をひっかけただけかな。
- スカポン太:
- 悪魔的な印象もたせるなら、もっとわかりやすくするんじゃないかなあ。
自分は、「角の生えた動物」としてのチョイスな気がします。
ロバやラバなどではなく、ヤギにしたのは、その程度じゃないかなと。
- MNー0:
- 今回ラリティすごくかわいいですよね~!(いつでもかわいいけどw)
何気なくピンキーと仲良しな所もかわいらしい。
この回ほんと好きで何回も見てます。
この心から傷ついて泣いてる所が、胸が痛みます。
- Uchiyama:
- まあ、悪魔的というよりは、単に怪しい感じを出したかっただけかもしれませんね。
「角の生えた動物」なら牛でもいい所ですが、なぜヤギになったのか?
こんなふうに決まったのじゃないかと、ちょっと想像してみた。
フラタひとりだけステージに上げられていろいろやらされる→
そりゃまるでスケープゴートだな→
あ、じゃあヤギにしよう。
・・・みたいな?
いやいや、それだけじゃないかも?
ドアマットみたいに皆に踏みつけにされる、スケープゴートのフラタと、
友達にすら罵声を浴びせる、悪魔のようなフラタ。
だから、白いヤギと黒いヤギだったのか…と。
スケープゴートには「贖罪」の意味もあるので、
フラタは自らをイスに縛って罪をあがなったのだ…と。
こんな事を書くと、考えすぎって言われそうですが、
こっちの方が断然面白いと思いません?
でも、アイアンウィルの助手のキャラを考えている時、
適当に開いた本にヤギが載っていたからヤギにした、なんて身もふたもない理由かもしれませんがね…
- たつきん:
- ”おしり”の事に目を付けるのはやめてください。
- スカポン太:
- テキトーに思いついた説もすてがたいなあw
悪魔的というより、「スケープゴート」からの発想の方がしっくりくるかな。
群衆の中からセミナーのサンプルとして選ばれたフラタとも対応する気がしますし。
>たつきんさん
おしりって何の話??
- アルファルファ:
- フラッターシャイ、言えるんだったら最初からそうしろってんだよ(怒)