スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ピクサー『Mr.インクレディブル2』『カーズ3』の制作を発表 そしてその考察

disney-incredibles-cars-sequels.jpg
Disney Announces 'The Incredibles 2' & 'Cars 3'!
ピクサー『Mr.インクレディブル2』『カーズ3』の制作を発表。

以下、それに関する自分の考察というか感想というか。(長い)
なぜ『カーズ3』を作るのか?
 

数日前に出た話なのですが、自分の中の「信じたくない」気持ちが強くて、しばらくガセじゃないのかと様子うがかっていましたが、どうやら本当のようで。

インクレディブルはピクサー作品の中でも特に好きな作品で、続編嬉しいかといえば嬉しいんですけど・・・
過去の資産に頼りきった続編ばかりのピクサーは見たく無かった。と。
あーーー これToy Story4もあるんじゃねーかなあ。

別に他でもやってるし続編あってもいいんだけど・・
さらにファインディングニモ続編『ファインディング・ドリー(Finding Dory)』もあるんですよ。
ここんとこ続編ばっかりじゃねえかよ・・・・

一応オリジナル新作もちゃんと予定にあって
・Inside Out
・The Good Dinasaur
・メキシコの死者の日を題材にした作品
などの制作が発表されていて、インクレディブル2などはその後。

<続編の数比較(予定含む)>
ドリームワークス:
カンフー・パンダ2、3
ヒックとドラゴン2、3
マダガスカル2、3
シュレック2、3、4

合計9本

ピクサー:
トイストーリー 2、3
モンスターユニバーシティ
ファインディング・ドリー
Mr.インクレディブル2
カーズ 2、3
合計7本

ドリームワークスは、さらにスピンオフも含めるなら「スピンオフ長ぐつをはいたネコ 」もあるし、「ザ・ペンギンズ from マダガスカル」の劇場版も予定されてるから、もっと多くカウントできそうですが、なんかドリワだと許せるんですよねえ。
キャラクター主義的要素が強いせいか、寅さんが正月映画として何十作も続いたようなノリというか。

一見するとドリームワークスの続編が多いですが、率で考えると
バグズライフ、カールじいさん、WALL-E、メリダ、以外続編となり、ついに作品の半数以上が続編持ちとなる。
もはや続編商売会社。
ぼくが思っていたピクサーと違う・・・・
ピクサーは「作品主義」で、その一本で奇麗に完結するイメージ。
・・・・と、自分が思い込んでいただけで、そうでもなかったと。
あ、スピンオフとして『プレーンズ』もありましたね。(ピクサー制作じゃないけど)

インクレ父さんはファンも期待されていたものだし、ゲームのディズニーインフィニティでも今プッシュされてる。
しかし、
なぜカーズ3なのか。

基本的に続編というのはヒット作から続きます。
『カーズ2』はピクサー中唯一製作費割れした作品でもあり、近年の作品ではピクサー中最低成績となった作品。
評価は正直よくなくて、さすがにこれで終り・・・のはずだった!

ディズニーの長年の悩みは、成功と同時に枷となった「女子供向け」のレッテル。
長年それをどうにかしようと、いろいろ試行錯誤と迷走し、トレジャープラネットやアトランティス作ったり、パワーレンジャー買収したり、JETIX設立したり。
そして近年のマーベル、スターウォーズ買収。

ただ大ヒットしたアベンジャーズですが、実はマーベルヒーローは高年齢層には好調でも男児にはウケなかった。
男児向けマーベルヒーロー玩具は思ったほど売れなかった。

つまり、今でも弱いのが低年齢層男児向け。

その層で唯一好調なのが「カーズ」の玩具。ディズニー社の男児向けのヒット商品にして最後の牙城。
そりゃ「プレーンズ」も作りますわね。(こちらは完全に販促中心の企画)
インクレディブルもまたディズニーの男児向け玩具の一角をになっております。

ただの続編決定ではなく、このタイミングで決定が発表されたというのも重要かも。
ディズニーの『アナと雪の女王』の大ヒット後のタイミング。

『トレジャープラネット』や『アトランディス』など男児向けを意識した作品を作ってきたがうまくいかなかった。
『プリンセスと魔法のキス』でプリンセスものに戻るが、それなりにヒットしたものの予想より低かったために、大ヒットしなかったのは「女子供向けと思われたせい」とされた。
そのためラプンツェルは『Tangled』に改題されたり、予告編ではフリンを強調したりしていたんですが、ディズニー商品開発部から望まれていたのは、まさにその女児向けだったという矛盾が生じる。
この時、玩具で大成功していたが「ディズニープリンセス」だったからだ。

子供向けディズニープリンセス『ちいさなプリンセス ソフィア』も玩具が大ヒット。
ティンカーベルのシリーズも好調。
(※日本ではミッキーなどのキャラものが強いけど、海外ではむしろプリンセス系が圧倒的)

「女子供向け言われてきてそれが枷になってたようだけど、別にこっちの方が売れてるよね?」

ラプンツェル「Rapunzel」が「Tangled」
メリダとおそろしの森「The Bear and the Bow」が「Brave」
そして
アナと雪の女王もまた「The Snow Queen」ではなく「Frozen」
今回もまたプリンセスものやフェアリーテイルもののイメージをさける手法がとられてきた。
Frozen_(2013_film)_poster.jpg
「Frozen」のポスターからしてこれです。

しかし、「Let It Go」公開からあたりから大きく変わる。
なにしろ、ラプンツェルの時と違って、『アナと雪の女王』の予告編では男性キャラの存在感の薄い事といったら!

Letitgo-koredeiino.jpg
「これでいいの」
まさに、「Let It Go」がこの路線にふっきれたディズニーブランドの歌にも聞こえます。

女子供向けと言われたっていい。これでいいの。ありのままで。
ディズニー作品の路線は、もうこっちでいいと。

そこでピクサーには、男児向け路線をやってくれないか、となった結果が
『Mr.インクレディブル2』『カーズ3』だったんではないかなと。

なにしろ、『アナと雪の女王』大ヒットしDVD発売された直後の発表というタイミングですし。
インクレディブルはまだしも、作品的には残念な結果だった「カーズ2」の続編なんて普通はなさそうな話ですもの。

以上はあくまで自分の推測であって、本当のところはわかりません。
むしろ、推測と言うより、この発表で自分が感じた印象がそうとしか思えなかった、という話。
関連記事

この記事のトラックバックURL

http://ppgcom.blog12.fc2.com/tb.php/7500-38e9759b

コメント

けだもの屋:
なんか調べてておやと思ってたのですが、マーベルも日本のガンダムと同じ大人古参に受けても新規児童に受けないって自家中毒状態にある気がしました
日本の各種ブランドコンテンツは番組枠を確保(ウルトラとガンダムはコレに失敗した)しつつ一年おきに世界観と強さの、スタッフ、そして何より玩具展開のリセットを行って自家中毒を防いでいると勝手な推測
最強形態はかたちは違えど基本全部のせなのはパターン化していますが
スカポン太:
長く続くものの宿命なのか。
だから最近はマーベルは子供ターゲット方面にも積極的ですよね。
コミックスと映画はもうあの方向でいくしかないにしても。
桜花Blossom:
一番好きなピクサー作品が『レミーのおいしいレストラン』な私は隅っこにいますね。
気軽に声かけてください
ずっと・・・待ってますから・・・
マヌルねこ
『Mr.インクレディブル2』は複雑な気持ちです。
少なくとも、ブラッド・バード以外の人には監督して欲しくないですね。
<記名なし>:
メキシコの死者の日と聞いてPCゲームのグリムファンダンゴとヴォルテールの曲を思い出しました。
ちょっと期待…!
十べえ:
インクレディブルは大好きで自分にとって特別な映画の一つなので続編おそろしいです!!
しょっぱい事になってほしくない…!
そういう意味では(そんな話はどこにもないので僕の杞憂ですが)「レックイットラルフ2」も超こわいです!
けもっこ:
メキシコの死者の日のやつ、book of lifeでしょうか。
あれ、とっても絵が素敵でしたよね。
観に行きたいです。
スカポン太:
メキシコの死者の日のって「book of life」っていうタイトルついたのですか?まだ未定かと思っていました。

ラルフはどうかなあ?
むしろディズニーは劇場用映画では続編は今まで作っていないので無いかと思いますが。
・・・でも、アナ雪はもしかしたら続編きそうな雰囲気あったりするので、今後はどうなるかはわからないとこですね。
バッククォート:
あ、Book of Lifeは違う方のやつです。 たしか、製作はFOXだったっけ?
そういやピクサーも死者の日ネタで作るんでしたね。 紛らわしい。。
ポロポロ:
インクレディブルは昔大好きだった上に続編ありそうな終わらせ方だったのでそこから繋がる話くらいが一番いいと思いますが
前作公開から時期がある為に凄く後の話や過去編・・・はないとは思いますが
モンスターズインクの続編がまさかの過去編だったので心配ですが、実際続編の「笑いを摂取する会社」になった話はディズニーランドのアトラクションで公開されてるのでこれはこれでよかったと思いますけどね

ラルフって何かと思ったらシュガーラッシュですか
アレは凄く面白かったし全世界で大ヒットだったので続編は楽しみですね
orca:
カールじいさんの製作話かなんかで見た気がしますが
PIXAR作った時にスタッフが作りたいもののアイデアを持ち寄って
その時に出たアイデアを作品化していったわけですが
その中で一番最後に作品化されたのがUP(カールじいさん)だったかと。
そのせいか以降は方向性に迷いが感じられますね。
ジブリで言えば千と千尋以前と以降の作品の違いという感じでしょうか。
カーズに関してはディズニーの要望でしょうね。
ピリンチ:
『プレーンズ』は『カーズ2』の地味なリベンジみたいなノリでしたね。内容はリバース『カーズ』でしたが。

『インクレディブル2』ですが、
http://variety.com/2014/film/news/disney-plans-third-cars-the-incredibles-2-movies-1201137824/
によるとちゃんとブラッド・バードの脚本になるらしいです。それは結構なんですけど、『Tomorrowland』との二足のわらじ状態になるのがちょっと心配。
<記名なし>:
Mr.インクレディブルの続編を作るということは「前作と同じような内容のストーリーになるなら続編は作らない」っていうピクサーの信念(?)に背いてるってことですよね。
カーズとかならまだ色々なストーリーが作れると思うけれど、インクレディブルだったらどうしても「敵と闘って何かを救い出す」というワンパターンな内容になっちゃいそうじゃないですか。
ピクサー凄く好きなのに、なんか最近がっかりです。
インサイドアウトはピート・ドクター監督だし、楽しみです。
とりり:
カッツェンバーグが「シュレック」新作を示唆、という記事でお茶吹いたのもつい最近だった
気がします。
ドリームワークスは、続編と同じだけ新作も作ってるし、失敗も恐れず若手監督の起用もしてる
ので、なんとなく許せますけど。
https://www.youtube.com/watch?v=FavW-Y1kaxs
本数は多くても、時間はかけてるはずなので、もっと打率を上げて欲しいですが。

ピクサーは、製作本数少ないのに続編ばかりな上、企画はいつものメンバーにしか許されない
感じなのが、傍から見てると息苦しいですね。それでいて、ここのところ傑作と呼べるものを
作れてないですし。
<記名なし>:
とかなんとかいいつつピクサーは続編作るのが上手いですよね・・・
モンスターズ・インクとか、あんな完成された作品の過去話なんてどうやったって面白くないに決まっているとおもって見てみたら実際面白かったし。
まあ冷静に考えるとピクサーの続編ってキャラクターだけ使いまわした新しい作品みたいな構成ですから面白くなるのもわかりますがね
コシル:
Mr.インクレディブルはバラバラの家族がひとつになるところがよかったんですが、続編でこれを越えることをできるのでしょうか?
武侠忍者:
 テレビアニメやヒーロー物の映画版におんぶに抱っこの日本もあれですけど、ディズ二ーのピクサーブランドでも安全パイの続編ですか・・・。 まあ、関連商品云々は初期の頃の作ったら赤字の状況をグッズ販売で打破した歴史(?)があるので(やたら版権にうるさいのはそのせいかも?)致し方なしでも、うーん・・・?
スカポン太:
orcaさんの言う
「PIXAR作った時にスタッフが作りたいもののアイデアを持ち寄って
その時に出たアイデアを作品化していったわけですが
その中で一番最後に作品化されたのがUP(カールじいさん)だったかと。」
というのが、染み入りますな。
最初は本当に作りたい物を作るために突き進んでいたんでしょう。
その後は・・・・続編だらけ

成功しすぎたゆえに、やりたいことより、ヒットを目的とした作品作りになってしまってるのかなと。

>とりりさん
「ALMOST HOME」はミニオン人気を狙った感じもしなくもないですが・・・・
まあ、ドリワはいろいろやってますね。波が激しいのが玉にきずではあるけど。

そういえば、シュレックも再び再始動みたいなこと言ってましたね。
こっちはマーケティング的に、ドリームワークスのテーマパークが作られた関係もありそうですが。
とりり:
簡単にいえば、配給やマーチャンダイズなんかの面倒くさい仕事は他人任せにして、あまりマーケティング
とか考えずに、次回作を作る資金を回収できればいいや、というスタンスで製作できた独立系製作会社時代と、
映画だけでなく、ネットワークやマーチャンダイズ、遊園地などの巨大な関連ビジネスのトップであるディズニーの
アニメ映画部門とでは、求められるものが違うのでしょうね。
来年から、2年で3本公開ぐらいにラインを増やして、新作の比率も上げていく(来年公開分は「Inside Out」
「The Good Dinosaur」の新作2本)みたいですし、2018年公開のタイトルより先に、「カーズ3」「インクレディ
ブルズ2」を発表したのは、やはり求められてるからでしょうね。

SPAも「くもりときどき」「スマーフ」「モンスター・ホテル」で回せるようになってようやく安定したみたいですし
(ようやくゲンディのオリジナルが見られる…ポパイの後だけど)、ブルースカイは「アイスエイジ」と「リオ」、
illuminationは「怪盗グルー」と「Dr.スースもの」と、安定したシリーズを持って、その分新作で冒険できるように
なるのは、いいことだと思うのですよ。
あわわ:
「"Let It Go !" はディズニーの叫びだ」って言うのは、
とても面白い推測だと思います。
ディズニーがガチガチのおとぎ話映画を作る時代がまた来ると良いなぁ。
盥:賛否両論。
気に入らないですね。
インクレディブルは続編を出すべきではなかった……とは思わないもののマンネリ化や、蛇足でしかないではないか等々元の作品が良かっただけにそう言われるのではないかと心配です。あのまま綺麗に終わっていた方がよかったと思いました。商業目的で作成されるのが真実なら生々しくて嫌ですね。
<記名なし>:
きめえ

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。