スヌーピーの3Dアニメ映画「Peanuts」トレーラー 雰囲気崩さぬ3D化が凄い
2015年公開予定の「Peanuts」トレーラー
3Dアニメ化には懐疑的だったんだけど、これはなかなか凄いな。
何がすごいって、3Dだけど、「いつもの見え方」に徹底しているところ。
前に出たショートトレーラーでもたしかにそうだったんだけど、その時はまだピンときてなかったのよね。
要するに、3Dモデル化してるけど、横顔専用、正面専用で使い分けてるとこですよ。手間かかってるな~
振り向くなどの動作で、中割すっとばして、常に「いつものスヌーピーの顔」になってるんですよね。
3Dなのに3Dの回り込みを徹底排除してる。
なんというか、デコパージュのような半立体的な感じ。
そいいう中抜きをわざとしているためか、リミッテッドぽくなってるのも面白い。
最近のなめらかすぎるストップモーションやクレイアニメより、ストップモーション的というか。
他にも、スヌーピーらしい効果線や、複数手を描く漫画残像表現なんかもほどこしていて、作り手の「あのスヌーピーのテイストをそのまま再現しよう」という心意気が伝わってくる。
アメリカの3D化にしては珍しい。やるなブルースカイスタジオ。
これは意外に期待できそう。
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コメント
- NeZ:
- 中学生の頃に図書室で和訳文付きのPeanutsを読んでいたり、CNでの一挙放送とか良く見てて、このトレーラーを見てふと違和感を感じました。
確か、今までにここまで明確に飛行機に乗ってるフリを表現する描写は無かった様な気がするんですがね…
漫画かアニメか忘れましたが、ヘルメットを被ったススヌーピーがチャーリー・ブラウンを犬小屋にのせて、その犬小屋が動き出してチャーリー・ブラウンが面食らうってシーンがあった気がしててっきり本当に飛んでるものかと…
スヌーピーのマフラーとかリアルな動きが必要な部分はCGで、スヌーピーとかの動きは3Dモデル使ってるけど、コマ撮りっぽい。これは劇場で生で観ねば(`・ω・ )
- スカポン太:
- 他はけっこう3Dしてるけど、スヌーピーらのキャラだけは特別な動きや造形だったりしてるんですよね。
このトレーラーの飛行機描写は劇場版ならではのビジュアル表現てことかもしれないですね。