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トランスフォーマーロストエイジの興行成績がおもしろいことになってんな

トランスフォーマー博 開催中

mmi_ts_01.jpg
「トランスフォーマーロストエイジ(Transformers: Age of Extinction)」が超大ヒットなんて話を耳にするわけですが、これよく聞くと「世界収益が10億ドル突破」てな話なんですわ。
では、北米ではどうなのか?
 


初公開時では1位はとったものの、すぐに失速し順位を落として、今のトップは「Ninja Turtles」
続いて「Guardians of the Galaxy」
現在はTOP10からずっと下回って、さすがにロングランにはなりそうもなく、そろそろ北米では終りそう。

好成績ではあるけど、以前のトランスフォーマー映画よりは勢いは落ちている。
それがどの程度のものか、比較してみよう

北米収益北米外収益全世界収益/国内外比率(北米/国外)

Transformers(2007)
約3億2000万ドル約3億9000万ドル約7億ドル/(45.0%/55.0%)

Transformers: Revenge of the Fallen(2009)
約4億ドル約4億3000万ドル約8億4000万ドル/(48.1%/51.9%)

Transformers: Dark of the Moon(2011)
約3億5000万ドル約7億7000万ドル約11億ドル/(31.4%/68.6%)

Transformers: Age of Extinction(2014)
約2億4000万ドル約7億9000万ドル約10億ドル/(23.5%/76.5%)
※2014年8月16日時点

この中で中国での興行成績の推移を見てみよう
Transformers(2007) 3700万ドル
Transformers: Revenge of the Fallen(2009) 6500万ドル
Transformers: Dark of the Moon(2011) 1億6500ドル
Transformers: Age of Extinction(2014) 3億ドル

トランスフォーマー第4作目は北米での興行成績では歴代最下位。
まだ公開中であるので最終的にどうなるかはわからないけど、現在の下落率からすると、ここから伸びる見込みはほとんどなく、ここらへんの数字で終りそうです。

まあ、トランスフォーマーに限らず、2作目が好調で、4作目ともなるとさすがに成績が落ちるってのはよくあるパターン。
しかし、トランスフォーマーで特徴的なのは、この国内成績が落ちても全体としては成績が上がってる事。
年々、国外成績の比率が増大しているのがおわかりであろう。
そしてそれに直結しているのが中国での成績だ。
3作目で大幅に上昇、そして、今作4作目ではついに北米成績以上の興行成績。

今作トランスフォーマー映画によく似ているのが『パシフィックリム』
パシフィックリムの興行成績 国内外比率
(北米)国内 24.8%/国外 75.2%
北米1億ドル/中国1億1100万ドル

そう、パシフィックリムもまた中国が北米興行成績を超えていたのです。
北米成績では爆死だったパシリムは、中国のおかげで全体から見れば成功作となった。

中国は経済成長からか大映画館ブームで、このペースでいくと、世界一の映画上映国アメリカを映画館数で超えるのも近いと言われています。
それももちろんありますが、それはトランスフォーマーを映画としてしか見ていない者の視点。


そもそもこの映画前からトランスフォーマーは中国で大人気中だった。
トランスフォーマー玩具が世界で一番売れているのが中国。
パシフィックリムのことと合せると、現在、巨大ロボットものが世界で一番好きなのが中国。と言えるのではないかと。
巨大ロボットものアニメの作品数も今は中国が一番多いしね。

2013年の時点で、ハズブロは中国市場を重視していたし、今度のTVシリーズも中国との合作と言われていた。
結局、トランスフォーマー新作TVシリーズ「Transformers Robots In Disguise」は、日本のポリゴンピクチャになったようですけど。

なぜこんなにも中国は巨大ロボットものが好きなのか。
いや。
なぜ、、こんなにも巨大ロボットものが好きなのか。売れているのか。

中国ではガンダムも人気あるけど、昔はそんなことなかった。
ブレイクしたのはユニコーン以降。最近のブームです。


景気がいいときはフランケンシュタインがはやり
不景気にはドラキュラがはやる

なんて言葉があるように、つまり

高景気には巨大ロボットものがはやり
不景気にはヴァンパイアものがはやる

という説はどうだろうか。
ヴァンパイアものは、サイコホラーが流行る、または個人の特殊能力系が流行るとでも言えるかもしれない。

高度成長ジャパンマネーが世界を席巻した80年代に日本でロボットものが流行、バブル崩壊不景気になるのと合せて、巨大ロボットものも衰退し、世界系などの小さな世界の大きな危機に移行する。

日本人は特にロボットものが好きなわけだったのではなく、流行った時期が高景気だったから。
そして、今、日本の80年代と近い状況にある中国だから巨大ロボットがうける。

ということではないだろうか。

まあ、必ずしもそんな極論でおさまる話ではないし、昔のブームほどではないにしろ今でも日本ではロボットものは作られているし、トランスフォーマー博が開催されるように、日本のロボット好きが多いとは言えるだろう。
ただ、巨大ロボットが流行る背景には高景気という社会的状況があるのではないか、と思えるのです。
不景気な今の日本では、ロボットは手のひらにのる小さなものになったように。


さすがのトランスフォーマーとはいえ4作目で北米興行成績が落ちたとはいえ、落ち込んでいたトランスフォーマー玩具がこれによって再び売れ始めたようなので(8%UP)、ハズブロとしては成功かな。
今は落ち込んでても映画さえあれば・・・というハズブロの予測は間違っていなかったと。
だから低迷しててもけっこう余裕あったのか。
その間にマイリトルポニーが激ヒットするのは予想できなかったみたいだけど。
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コメント

帰まん:
>>景気がいいときはフランケンシュタインがはやり
不景気にはドラキュラがはやる

進撃の巨人は…後者なんでしょうか?あれもかなり流行ってますけど。

>>中国ではガンダムも人気あるけど、昔はそんなことなかった。
ブレイクしたのはユニコーン以降。最近のブームです。

あ、それは初耳です。ユニコーンからなんですね。
スカポン太:
進撃の巨人の人気は景気が回復してきたあかし・・・とも言えないですね。

この「景気がいいときは〜」てのも実はけっこういいかげんな説だったりするので、このへんは、これもけっこうテキトーなまとめということでひとつ。
そのうち、もうちょっと真面目に検証したいね。

本当は、今回中国と合作したからヒットしたのではなく、もとからその下地はあったみたいな話がしたかったんだけど、あれっ。
スタスク:
興行収入以前に、映画の評価が歴代最下位ですからね。自分もアニメ時代からのファンで映画も見ましたが、ホント酷かったです。日本での成績も、出だしでコケてるのでおそらくリベンジの時のように伸び悩むでしょう。

玩具の件ですが、別のTFマニアの方のサイトでは、玩具の売れ行きが実は伸び悩んでいると言う統計データが出ていました。
今回は敵側の主力商品が無く、ひたすらヒーロー側に偏り、そもそも種類が少ないことや、相変わらずの原油価格の高騰とそれに伴う玩具の質の低下。ファンの最も嫌う”ガワ変形”による変形方法を中心とした展開で、ファンの心をつかめなかったようです。

スカポン太さんの統計とは違いますし、どちらが正しいかは分かりませんが、個人的には売れてくれた方が良いですよね。

ハリウッド映画における中国の進出と劇中での露出は年々増加傾向で、無意味に中国が出てきますね。
パシフィックリムやトランスフォーマーに限らず、昨年のリメイク版ロボコップも中国で改造された設定だし、007もスカイフォールの中盤は中国が舞台でしたし。

不景気で大作映画の予算が出せないからと、助け船を出してくれるのは良いけど、あまりに露骨な中国宣伝をするのはちょっとどうかと思いますね。
マヌルねこ
『トランスフォーマー/ロストエイジ』のスポンサーや中国の問題に関して、町山智浩氏が詳しく語っていて興味深いです。
あのシーンにまでスポンサーへの気遣いがあったのか…みたいな。
ネタバレもあるので未見の方は映画を観てから読みましょう。

http://miyearnzzlabo.com/archives/19222
kent:
ホラーは人の恐れで人気が出るジャンルなので、アメリカではどの政治グループが国を握ってるかで吸血鬼かゾンビかが流行るセオリーがあります。
オバマみたいな民主主義者が握ってる時は吸血鬼…「悪の淫乱外人が侵入して女性を魅惑しちゃう」。
ブッシュみたいな共和党が握ってる時はゾンビ…「能なし信者が皆を同じ考えに塗りつぶそうと広まっちゃう」。

前から巨大ロボジャンルが大きかった東洋では、景気で「何が作り出せるか」という考えが擽られるかもしれませんね。
それが最近まで殆んどなかったアメリカではフランケンシュタインは科学の暴走の話…新しいテクノロジーが話題になる度に出てたと考えるべきでしょうか。
原子力、コンピュータ、バイオテクノロジー…どれも「皆それに殺される!」みたいな話がSFのよくあるパターン。
toki:
好景気は悲劇、不景気は喜劇が流行ると聞いたことがありますね。
通りすが郎:
トランスフォーマー ロストエイジは日本での❝10日間累計興収が18億3270万円❞だそうです。
トランスフォーマー ダークサイドムーンの40億超えは無理かもしれないけど30億台はいくのではないでしょうか。
https://twitter.com/moviewalker_bce/status/501241828285222912

世界興収は10億5443万7000ドルで前作ダークサイド・ムーンの世界興収に迫っているそうです。

ちなみにロストエイジを観てきましたが、男性の観客が多かったです。小学生高学年から中高生の男の子が多かった。
映画は面白かったけど、アメリカ政府内に敵がいるという最近のヒーローものの流行りに手を出しているので、
トランスフォーマーでそんなシリアスな話は見たくなかったという人がいるかもしれません。
濃厚すぎる豚骨ラーメン並に激しいアクションがのっけ盛りされていて飽きることはなかったです。
あとトリケラトプス型のロボ スラッグが敵の磁力攻撃で空中にあげられた時にジタバタするのがかわいかった。
でも僕は面白かったけど、ゴジラやキャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーの方がよかったな。
ソドミホモスキ:
マヌルねこ様がアドレスを貼って下さった町山氏のコメントを読みましたが
氏が端々で漏らす本音には共感覚えざるを得ません(失笑

正直自分は「ベイ版TFの面白い部分=CGと特殊効果の頑張った所」としか
思わないので元から脚本には期待してないんですが、それでも
映画後半の支那押しオンパレード描写には見てて腹の底に澱の溜る感覚を
覚えました。
前半ベイTFにしちゃ珍しく、品性下劣で笑い処判らんギャグもほぼ無く
「最近すれ違い気味の父娘と娘の彼氏が騒動通じて家族の絆を深める」
と言う王道ドラマ展開に、それなりの面白さを感じてたので余計に。
スカポン太:
なんちゅうか、内容自体はあまり評判がよろしくないのかな。TF4
TF玩具は売れてるらしいけど、最新のデータなら「伸び悩み」ってのもあるかもね。
以前ほど伸びなかったとか、ありそうな話ですし。

>kentさん
どっちの政党がとったかで、傾向がかわるってのは2大政党国家のアメリカっぽいすねえ。
<記名なし>:
景気云々の傾向ではなく単純にクオリティの問題でしょう
パシフィックリムが中国で受けたのは本作品の最大の見せ場が香港であったからでしょうし
money:
はじめまして、通りすがりの中国人です。

おもしろい考え方です。
自分はロボットものもヴァンパイアも好きなので、そこまで考えたことがありませんでした。

実は昔、トランスフォーマーのアニメは中国で放送したこともあり、人気ある作品です。
だから今中国国内の映画館の増えにより収益も段々高くなってます。

でも中国のことはもう少しややこしいです。

中国政府は自国映画などの作品を保護するため、毎年たくさんの海外作品を門前払いをして、
ですから上映されてる海外映画の数が決められています。
例えば以前WALL-Eも、その時ディズニー作品の上映数を超えたから当時映画館での上映はできませんでした。
そしてハリウッドの映画会社はある方法を思いついた、それは中国の映画会社との合作です。
中国の映画会社もプロジェクトに参加すれば、海外映画ではなく中国映画として中国国内で上映できると。
最近ハリウッド映画の中国役者の出番が多いのもその理由だと思います。
スカポン太:
>パシフィックリムが中国で受けたのは本作品の最大の見せ場が香港
それだけだと、トランスフォーマー3が大ヒットした理由がよくわからないです。
パシフィックリムよりヒットしてますし。

あだ、中国が舞台で出たかとか、ロボットだからというより、ハデな映画がヒットしてる傾向の方が強いということはありますね。
アベンジャーズも人気ですし。

>moneyさん
こんにちは。中国の方ですか。
とりあえず、トランスフォーマー自体がもともと人気が高かったということでいいんですよね。

中国の海外作品上映数を規制していることは知っています。
だけど、共同制作にすると「中国国産作品」扱いになって、上映できるから、どんどん共作しはじめてるんですよねえ。
この市場規模考えたら、儲けが大きいから、そりゃあハリウッドは動くよなあ。

ちょうど一昔前のフランス共作ブームを思い出します。
フランスも国外作品の規制をしてて、なおかつ国内作品に援助しているという、中国と同じ政策をとっている国ですから。
フランスで作ると、フランスから援助金がもらえるし、上映できるからって、かなりフランスと密接だった時期がありましたもの。
フランスの俳優使ったり、フランスでロケしたり。
フランスの制作会社やアニメを買収したり・・・・

今は中国相手にそれやってるんでしょう。

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