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「ベイマックス(BIG HERO 6)」観ました(ネタバレ含む)

「ベイマックス」観ました。とても面白かったです。
big-hero-6.jpg

海外と日本の宣伝手法の違いが話題になった作品でしたが、すでにどこかで言われているように、どっちもどっちだったかな〜〜って感じ。
アクションなかなかだったけど、海外予告ほどヒーローものかといえばそうでもなく、
ハートフルではあったけど、日本予告ほどゆるふわものでも無かったと。
思ってたよりヒロとベイマックス中心の話で、自分としては
「ジュブナイルSF」だったなと。

「アイアンジャイアント」や「ヒックとドラゴン」に近いテイスト。
日本映画で言えばまさに「ジュブナイル」あれに近い感触でした。

それか、ヒーローチームというより少年とロボットのバディものというか。


バディものといえば、ここ最近のディズニーはヒーローヒロインではなくバディタイプになってるんじゃないかしら。
シュガーラッシュもラルフとヴァネロペのバディ。
アナ雪が今までのプリンセスものと違うとすれば、ヒーローヒロインではなく姉と妹のバディ。
今回も他のメンバーの活躍が思ってたより少なくて、ヒロとベイマックスのバディものって感じだったし。
なんですかね、最近は男女のLoveよりFriendship is Magicに共感の傾向が移行してるんじゃないかしらん。


あと、ヒーローチームとして一応は結集するけど、ヒーローもののヒーローたちと言うより、大学サークルの延長ぽい雰囲気だったせいもあるかな。
ただ、このへんが逆に新鮮で。
ヒーローものとあえて言うなら、もっと古いタイプのヒーロー。
科学者がヒーローとなった時代のヒーロータイプ。
最近は日本でも海外でもヒーローは特別な超能力持ちの「能力者」タイプが主流じゃないですか。
ここでは、科学者が自分で開発したSFガジット/SF秘密道具で身を固めた、(今から見れば)古典的なヒーロータイプ。

これがねー、このSFガジェット感が、昔の少年SFものっぽくて、自分はかなりツボだったんすよ。
秘密基地ではなく大学の研究所ではあったけど、夢ある科学のワクワク感、冒頭のあれだけですでにジンときちゃったよ。あれはめっちゃツボやったわあ。
そして、それぞれの研究内容を生かしたものだったりしたのもサイコー!

ヒロくんもヒロくんで、けっこう躊躇なくベイマックスを改造するしさ。
戦闘プログラムをインストールしちゃったり、センサーを超強化しちゃったりとか。
能力に目覚めるとか言うのとは違う、このDIY工作感覚が少年の夢っぽいじゃない。

ゆるふわもちもちベイマックスもかわいかったけど、改造されたベイマックス2.0もカッコよかったすねえ。
特にヒロを乗せて飛ぶとこ。
ロボに乗って飛ぶは少年の夢。

ところで、戦闘プログラムは「空手」だったみたいだけど、あれ、中国拳法も混じってたよね?
カンフーパンダの影響?

そう。ディズニーというよりドリームワークスぽくもあったかな。
最後のヒーローチーム誕生で終るとこはドリワの「モンスターVSエイリアン」と同じようなシメ方だったし。



ただ、そこでヒーローチーム誕生に合せてタイトルの「BIG HERO 6」と出るなら良かったんですが、
「ベイマックス」
ズコー ちょっとずっこけた。
さすがにこれは合ってなかったわw

アナ雪の〜って宣伝文句がつくのはしょうがないとしても、それほどディズニーだ、マーベル原作だと気にしないでみた方がいいと思います。
特にマーベル原作という部分。
完全に設定からして別物になっちゃってるし、マーベルのユニバースともおそらく繋がらない。
アナと雪の女王が「雪の女王」とは無関係な別物であると同じように。


このへんから、特に大筋のネタバレは無いけど、ネタバレ含むかもしれないので注意。
(どこまで語ればネタバレなのか、いつも悩む所)











ただ、マーベルインスパイアな部分は、クレジット後のスタン・リー登場のとこかな。
(あれはそのまんますぎて笑ってしまったw)
スタン・リーはヒーローマニアのフレッドの父親として登場。
ここがポイント。
ウォルト・ディズニーが父親じゃなくて、スタン・リーが父親ってとこですよ。
特に出なかったけど母親がディズニーなのかもね。
そこで生まれた子供が、この「ベイマックス(BIG HERO 6)」と。

そういえば、ヒーローマニアといっても、フレッドの部屋にはアメコミヒーローたちの他に、パワーレンジャーぽいお面も飾ってあったね。

そんな感じに思ってたより、「BIG HERO 6」というチームといより、ヒロとベイマックスのジュブナイルSFアドベンチャーだったんですが、他のメンバーも魅力的でよかった。
何がいいかと言えば、体型差かな。
そしてそれぞれキャラに合せて歩き方もみんな違うんですよ。
このへん海外アニメぽかったすねー こーいうとこ好き。

ハニーレモンの長身にゴーゴーの太腿!!太腿!!
ハニーレモンはナードぽい顔つきなのに、私服はカワイイ系というかそんな感じで、可愛かったし、出る度に服違ってたんじゃないかしら。
そしてワサビは、観る前は陽気なジャマイカンな感じかと思ってたけど、几帳面で真面目キャラというとこが楽しかったなあ。
几帳面ワサビと大雑把なゴーゴーとの絡みはもっと観たかった。

そして、キャスおばさん。
おばさんといっても「叔母」なので、ラリティのようなおばさんと違って、若いんだよねー
いくつかわからないけど、かなり童顔だし、かわいいんだよなー。あと、おっぱいがさー。
ヒロはまだしも、タダシはどんな気分だったんやろ。などと考えたりも・・・
(それで研究室にこもりっきりだったのかも!!)

フレッドは・・・
個人的には「無能なバットマン/ブルース・ウェイン」的なキャラだったのかなと。


ハニーレモンもゴーゴーもキャスおばさんもかわいかったし、他のメンバーたちもよかったけど、
とにかくヒロくんがかわいくてなー。かわいくてなー。かわいくてなー。
とにかくヒロきゅんがかわいくてな!!

ロボット工学の天才少年ということで、原作コミックのようなメガネナードぽくするのかどうかスタッフも試行錯誤したんじゃないかと思ったけど、頭はよくても普通の少年のように描いたのは正解だったかもね。
メガネ少年はもっと前の「アトランティス」や「ルイスと時間泥棒」でもやったし、ちょうどドリームワークスでも「ミスター・ピーボディ&シャーマン」があったから、あえてそれは外した気がします。
普通ぽくても同年代の友人とかでなかっただけに、少し同世代からは浮いていて、それゆえにすこしスレてた感じがまたグっとくるのよ。

そしてその相棒たるベイマックスが、感情豊かな「友達ロボット」じゃなくて、より機械っぽい無感情的なとこも良かった。
「あ〜〜〜っと」(棒)
ここんとこもツボ。

映画アイアンマンでの社長とジャービスのやりとりみたいなやつ好きなのよ。

それゆえに、科学や機械に善悪は無く、使う人間次第で神にも悪魔にもなる。
俺は涙を流さないロボットだからマシンだから だだったー!
だから当然のようにロケットパンチ装備です。燃える。

そんな感じでヒロの復讐の戦闘マシーンと化したベイマックスがカッコよくも恐ろしく悲しいという。
機械は使う者の心を写す鏡。
はっ!だから鏡餅体型なのか!!!
な、なんだってーーーーー

・・・・・・・


えっと、舞台となる過空都市「サンフランソーキョー」が面白かったですね。
今までのなんちゃって日本とは違って、今までの看板だけそれっぽいの飾ってみたとかのとは違って、交通機関の配置具合とか信号とかそういうとこまでよくできていてねえ。
なんといっても、鳥居型大橋は普通に日本であれ作って欲しいくらいの良さ。
まあ、でも雰囲気はアメリカのかなりリトルトーキョーって感じではあったけど。
行政とかは向こうぽかったから。

ただ・・・ただ・・・・
その「サンフランシスコ」と「トーキョー」をミックスした都市っていう設定は、まったくいかされてなくね??
別に舞台がそこじゃなくても成り立ってたってのが、ちょっと気になったとこではあるかな。
ちょっともったいなかったというか、なんでそういう設定にした意味あったんだろうかと。

それも含めて、若干気になるとこもあるにはあった。
(こっからは完全にネタバレ)





・あっさりヒーローになる大学のメンバー
ヒロやフレッドはわかる。
ワサビは「これは警察にまかせるべきだよ」とでも言うかと思ったのに、あれっ?


・研究室にこもりっきりの研究生なのに身体能力高くね?
ゴーゴーちゃんはあの太腿から、普段からそれ系のスポーツもやってそうではある。
しかし、ハニーレモンはどうなのかなあ。あれもスーツの力なの??
もっとどんくさくてもよかった気がする


・なぜ教授はナノマシンを使えたのか
これが一番よくわからないです。
基本技術は教授の研究がベースだったのかもしれないけど、あれを操るにはサイコミュ操作が必要。
まさか天然テレパシトだったとか??
仮面にもしかしたら精神波装置がついていた?としたらどうやってヒロからその技術を奪った?
そもそも、発表会で初めて見たはずなのに、その突然の行動は???火事にする意味は?
夜中の行動はなにやってたの?
Whyは説明されていてもHowが無かったというか、意外性というよりアナ雪のハンスのごとき突然つけたされたごときの印象。
追記)すいません。
火事のさわぎで一式置いて行った装置を教授が拾ったという説明があったようですね。
なぜかそこすっぽり記憶から抜け落ちてた。
だとしても、ヒロくんが作ったものだし、妨害装置作るなり、もう一つ作るなりできただろうし、そこで急に思いついたってのもやっぱり唐突かなあとも。


・ヒロとタダシの両親は?
両親を無くしておばさんに育てられるってのは、ピーターパーカーリスペクトな気がしないでもないので別にいいいし、その最後の肉親だった兄を失うことが大きな効果となるのもわかる。
ということでいいんだけど、なーんか、なんでそーいう設定?てのが妙に気になってて。
ここは本当に瑣末なことではあるんだけどさあ。


・なぜまたヒーローになるのか
ラスト。
ヒロの成長物語は終り、もうスーツ着る理由も、ベイマックス改造する理由も無いのに
なんで最後BIG HERO 6になってんの???
なんでヒーローの道を歩むの?
そこはもう吹っ切れて、大学入学して研究にはげむとこじゃないの??話的にはさ。
ロボバトルで調子の乗ってたヒロがクセになっちゃったのかな?てのならまだわかる。
でもさすがに他の大学研究生達は、元の研究に戻ろうよw
それこそ本当に理由がわからない。


そういったもの全部含めて自分が思った事は
最初はもっとヒーローものとして作ってたんじゃないかな・・・と

そのへんの要素つめこみまくって、楽しく作ってた感じはするんだよね。
そこで例のラセター大会議で、ヒロの心情がうんぬんとかやってるうちにヒロ中心の物語になっていったんじゃないかと。ヒロの心の物語になっちゃいっちゃったんじゃないかと。

ヒーローチーム結成はもう決定事項なので、そこらへんも削られてあっさりと。
タダシの出番も増えて、その分他のメンバーの活躍が減ったり。
それこそヨーカイさんの正体もけっこう最後まで実は決まってなかったんじゃないかとか。
あれはタダシでもよかった気がする。一緒に開発してただけに機能も操作も知ってたことだし。
両親いない設定もそこで動機に繋がっていく方が整合性ありそうな気がしたし。
それこそ両親の死がヒーロー活動のきっかけとなったのって、スパイディやバッツのようなヒーロー定番設定ぽいしさ。
ヒーロー活動するなら、社会的正義を守る動機が必要だけど、ヒロの個人的動機に収束しちゃったために、最後のヒーローチーム結成が妙な感じがしたと。


そしてこれ
Big-Hero-6-Concept-Art-Deleted-Villains-The-Fujitas-big-hero-6-37708947-409-500.png
初期設定ではあったけどボツになったヴィラン「FUJITAS」
これ観たかったな〜〜〜〜
これはボツになり、結果、冒頭のロボット闘技場での眼帯お姉さんにその痕跡がのこったもの。

戦う相手はヨーカイさんだけではなく、彼女等とも戦う予定があり、それはつまり、ヒーロータイムがもっと多く予定されていたことを意味する。
それらがかっつり削られ、ヒロとベイマックスと・・・タダシの物語に収束していく、そのためヒーロー部分が薄くなり、設定の残りカスに気になるようになったのじゃないかと。

アナ雪ほどじゃないにしても、やはり製作中にズレていったんじゃないかなーと。

あくまで自分の勝手な想像だし、どっちがよかったかは分からないけど、若干中途半端なとこは残ったかな。
まあ、尺的にヒーローパートもっと多かったらもっと中途半端になってた気もするし、ヒロを徹底的に描くことでヒロくんかわいくなったのは良かった気がするし、仮定の話ではなんともいえんですね。


そしてもう一つ。
みててなんかアレっぽいな・・・と思ったものが

「ベン10」


ben10_19_UB.jpg
ベン10(無印)でのウルトラベン。
戦闘スーツのヒロくんぽくね?

それと空間移動装置。
あれって、ベン10のナルボイドぽかったんだよねえ。
スターゲートからSFではよくある設定といえばそうなんだけど。
空間ねじ曲げ直接入口と出口がつながってるというより、一度亜空間を通り抜けてくる感じ、そしてその亜空間がナルボイドぽかったと。ベン10でも似たようなシーンあったよ確か。

とか思っておりましたら、エンドクレジットに大きく
ベン10のクリエイター「Man of Action」の名が!
やっぱり君たち絡んでたのかYO!!ww あはははは。

そういえば、なぜか「6」が好きな「Man of Action」。
(MoAが関わった作品、BEN10、ジェネレーターレックス、モンスーノなどを見てきた人にはわかるよね)
こちらもBIG HERO 6 でしたね。(あんま関係ないと思うけど)

ベン10なら整合性むちゃくちゃでも、まあしょうがないか!!ベン10だしな!!
という気持ちになったのでもう別にいいか。

ベン10だったら、最後の亜空間に教授も吸い込まれて、マッチョになった教授が、改造されたダークベイマックスと共に復讐しにくる「ベイマックス2」とかに続くのかなーなんて妄想したのでありました。
ちゃんちゃん。
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コメント

スタスク:
最高に面白かったけど突っ込みどころが多いのも事実ですよね。
一つ、記事にお書きになっている何故教授がマシンを操れたのかは一応劇中で説明ありましたよ。
というか、頭に付けるコントロール装置とマシンを一式置きっぱなしになっていたのを教授が持っていき、仮面の中に仕込んだ。
だから後半の戦いでは教授の暴走を止めるために仮面を破壊したんです。
ベイマックスは決して人を気づ付けられない、だけど仮面は壊せるみたいなセリフもあったはずですよ。

個人的に気になったのは、あの火事って本当にただの火事だったってのと、ヒロが自分の兄が死んだ原因が仮面の男にあると確信するのが、倉庫の中で自分の発明したマシンが量産されているのを見ただけで、他に根拠が無いってのがどうもすっきりしません。
massando:
大筋では楽しめたのですが。自分はどうしてもタダシの死が引っかかっちゃうんですよ。
それに対するヒロの克服が明確に描かれていないために、単にストーリーの展開での彼の行動のきっかけのようになってしまい、死というものの重さが物語に対して不釣り合いに感じられてしまいました。
同じように肉親を失った教授との対比も、彼の娘が生きていたために意味合いが薄くなってしまっているし…
教授が結果としてタダシを殺してしまったことをどう思っていたのかを吐露しないのも気になりました。
ぶっちゃけ、殺さなくても意識不明の重体とか、教授が利用するために拉致されたとかでも差し支えがなかったように思います。
ああ〜本当、めんどくさい奴で自分がイヤになりますよw


マヌルねこ
以下、ネタバレ含みます。



クライマックスは感涙ものでしたが、映画が終わってしばらくして、ふと

「ヘッドギアもう一個作ればいいのでは?」

と、身もふたもないことを考えたら、同じ旨の事をツイートしてる人がいました。

多分「言ってはいけないこと」でしょうね…。
<記名なし>:
最後の「ベイマックス」でズコー 分かりますw
確かにマーベル原作として構えるとちょっと肩すかしをくらいますね。でもおもしろかったです。

ベイマックスが始終無感情なロボットですが、それだと最後のロケットパンチでアレを持たせたのは・・・
ベッタベタですが、やはり良いですね。ロボットといえばロケットパンチなんですよw

ワクワク感は凄くありましたね、ヒロくんのスピーチとか他のメンバーの研究とか
ヒロくんがなんでも作れるので次々に新しい要素が出てくるのが楽しかったです

>あっさりヒーローになる大学生メンバー
たぶん科学者には変人が多いんですよw
でも大学生のお兄さんお姉さんがヒロくんに優しくてほっこりしました

アナ雪にもありましたがストーリーで んんっ!?ってなるところはありましたが、
字幕版やってる映画館探してもう一回みたいですね。

>ラリティのようなおばさんと違って
いえいえいえ、ラリティはおばさんじゃないですよw若いですよw
Uchiyama:
普段はまるっこいスタイルで、主人公のお友達ロボット。
しかし、いざ戦う時は、かっこいい戦闘ロボに変わるってわけですよね。
それ、どこかで見たような・・・
で、思い出したのが「超力ロボ ガラット」。
制作側が影響を受けたのかは分かりませんが。
それに、FUJITAS。
なにも説明されずに画像だけ見せられたら、ナルトの新キャラかと思ってしまいます。
この辺は確実に影響されてますね。

>なぜまたヒーローになるのか
自分はこの映画を見てないので何とも言えませんが、例えばホラー映画などでは、モンスターを倒してストーリーが終わった後のラストシーンに、不気味な影があらわれ、実はモンスターはまだ生きていたのだ・・・なんて演出がよくありますが、そんな感じの「型にはまった演出」なのかもしれません。
さすりゅ~:
ベイマックスは未見ですがFUJITASいいですね~
続編かスピンオフとかで復活させて欲しいです
ポロポロ:
視聴前はタマゴちゃん推しでしたが視聴後はにハニー姉さん推しになりました
オチに関してはちょっと感動したのにバックアップかよと少し肩透かしを食らった感はありますが、「ベイマックスがいなくても生きていこう」的な感じは日本人だと特に嫌な人が多いようなのでよかったと思います

それとアメリカでも日本でもCMでお馴染みなガッツポーズして装甲が全部飛んで行くシーンカットは残念でした
アナ雪でも同じようにCMで流れた重要っぽいシーンはカットされていたので仕方ないですが
スカポン太:
あっごめーん。教授のナノロボット操作の説明あったか。
なんでそこすっぽり観忘れてたのかなあ。
でもまあ、それだったら、確かに「もう一つ作ればいいんじゃね」と言うのもわかる。
または妨害電波みたいなものでもよかった気がするね。

なんか最近の作品はシーンごとの演出はよくても、全体的な構成が崩れていっちゃってるものが多い気がするんだよねえ。作り方に問題があるような。
そして完成までにどんどん削っていってしまったシーンなどもかなりありそう。
このへん途中で気になりだして、集中できなくなる人もけっこういそう。

それでも自分はこの作品は好きかな。
まりも:
FUJITASは真っ先にキルビルの方のGOGOことGOGO夕張を思い出しましたw

ベイマックスだとFUJITASやロボット闘技場にいたお姉ちゃんやタマゴ
他だとモーターシティやNINJAランディの脇キャラみたいな海外アニメに登場するエモ系ファッション風の風貌なキャラクターは好きですわ
ヒロくんのそんな姿も見てみたいw
マヌルねこ
>スカポン太さま
ちょっとスレ違いかも知れませんが、昨年遅まきながら『RISE OF THE GUARDIANS』(邦題『ガーディアンズ・伝説の勇者たち』)を米盤Blu-rayで観ました。いやあ、傑作でした!

ジャック・フロストは『アナ雪』のエルザ同様雪と氷を操るキャラながら人物造形の深みにおいてエルザよりも勝っていたし、戦隊ヒーローものとしては『ベイマックス』よりもよく出来ていたと思います。全体の構成や脚本がよかったんでしょうね。ただ、対象年齢層がディズニーよりも高そうなのがメガヒットにつながらないのかなあ、と。劇場の大スクリーンで観たかったです。

敵が黒服で不定型なものを操ってグワーッと襲いかかってくるのも『ベイマックス』と共通していましたね。アメコミでは多いパターンなのでしょうか?

『ベイマックス』は字幕版で観たので当然タイトルは『BIG HERO 6』と出ると思ったのでアレは意外でした。日本向けに差し替えたのですかね?

ニサ:
確かにヒーローアニメとしてはオススメできないが、グッズのシールやらタオルならふにゅふにゅ柔らくて癒し系のケアロボだし、気持ち良さそう💞ついでにスカポン太さんねえ!300円ショップまでMLPのケイデンスと可動式レインボーダッシュフィギュア置いてあったから購入しちゃって仲間と遊んじゃいましたww
マヌルねこ
字幕版でも『BAYMAX』とタイトルが出ることに関して、重大な指摘がありました。↓

ttp://ch.nicovideo.jp/LightyearA113/blomaga/ar700273

やはり字幕版でも日本バージョンと本国バージョンは違うようです。些細に見えるけど大きな違いですよね?
k-なっとう:
ようやく先ほど観て来ました。
女性キャラが性的で満足でした。
ヒロくんの華奢な身体もそそりますしね。
お話は…正直アナ雪よりもダメかと…
kazi:
SF的なセンスがイカしてた!特にベイマックスが
プログラミング通り→ヒロの真似→自分で考える
というロボット的な成長がよかったです!あと鯉のぼり型風力発電機とかも
あと >ベン10のクリエイター「Man of Action」の名が!
ベイマックスがなんかキャノンボルトに似てると思ってたらw
真空管:
「ジュブナイルSF」という評価がまさに正鵠を射ていると思います
メカやキャラクターや街並みのディティールもたまんないですが
自分はヒロと絡む大人たちがメンターとダークサイドの役割を果たしている部分がツボでした
スモトリヤクザのヤマ=サンは進む道を誤ったヒロの未来像で
ヨーカイは憎しみに堕ちたヒロのダークサイド
ヨーカイが自分の開発した武器ではなくヒロの発明を使うのは、ヒロ自身の影だからでしょう
「○○はもういない!」で露骨にオーバーラップさせてますね
テクノロジーの使い方を誤った大人たちに対して、タダシイ道を示すメンターがタダシ
彼自身の研究環境やベイマックス開発記録がヒロを導く
言葉で説教ではなく生き方で弟を導くお兄ちゃんが素敵でした
同世代チームアップのワクワク感だけでなく、大人世代との対決と融和がある点がジュブナイルSFですよね

長文すみません!でも書かずにはおれませんでした!
おみそしる:
>仮面にもしかしたら精神波装置がついていた?
仮面に制御装置が付いていることは、説明があったと思います。
言語版では言及されておりました。
ただ、吹替版にあったかどうかは、覚えてません。

Bighero 6 ですが、来年の Marvel 75周年リランチイベントで復活の模様。
多分、映画版準拠の設定になると思われます。
<記名なし>:
ヒロのタダシの死に対する克服は十分にあったのではないでしょうか。
殺したいほど憎い相手だったけど、憎い敵も最愛の相手を同じ様な理由(他者の身勝手による犠牲)で失っていて、ヒロは客観的に自身見直すことができたところ、ベイマックスの『殺したいのですか?』って言葉にそうしたいわけではない、そしてタダシの皆を助けたいって言葉で、もとはタダシの目標だったかもしれませんが、兄に変わって皆を助けたい→エンドロール背景にあるヒーローたちの活躍、活動で悲しみよりまさる新たな目標って感じだと思いました。
福永宏太
ドイツ版でも「BAYMAX」というタイトルだそうですよ。
もちまっくす:
深夜の教授は、廃棄されたクレイテック社のワープ装置を分解、運搬していたのではないでしょうか。
海から上がってきた直後に、何かを運んでいる描写がありましたし。
復讐の為の下準備ってところですかね?

その他レビューやコメントの意見には頷くばかりで。
部分部分はとても良いのですが、全体の構成が散漫に感じました。
それでもこの映画はキャラ達も含めて大好きです。

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