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アドベンチャータイム「フードチェーン」公開とその罠

AT_Foodchain1024b.png
アドベンチャータイム#80aかb「フードチェーン」

AT_Foodchain1024.jpeg
タイトルカードラフ版

超特別先行放送「フードチェーン」日本語版公開 及び特別連続放送。
「フードチェーン」は日本での話数カウント的には80話目くらいでしたっけ?
なので、通常放送では順番で放送されるのを待っていたら1年くらい先になりそうなところを、湯浅監督回ということで超特別先行放送です。
また特番とかなければ、次観れるのはそのくらい先ですね。
本筋とも絡まない独立した話なので、どこでやってもいいんですけどね。
アドベンチャータイムなだけにこの話に行くまでに、やっぱりトンデモない展開が待ち受けていたりするので、今のタイミングでの方が合ってるくらい。

この回がどういう回かといえば、コミックブックでいうところの「バリアントカバー」みたいなもんじゃないですかねえ。
いつものATだけど、いつもと違うAT。
いつもと違うというのはすでにOPから始まっていて
AT_80_FC_05.jpg
OPも特別バージョン
 


日本語版ではフィンとジェイクが歌ってたけどね

他にも「いつものアドベンチャータイム」とは違う所があって、それは演出とか動きとかそういう部分ではない。
いつものATでは無いところ。
それは、
このエピソードには「カタツムリ」が登場しない
というところだ

テイストの違う様々なエピソードを繋ぐATの隠れた軸、カタツムリ。
それが登場しない事で、まさにこのエピソードがフィオナとケイク以上に「番外編」であることを表している。
最初に語ったように、まさにバリアントカバーのように違いを楽しむのがこのエピソードの見方かもしれません。
ATスタッフの方は「もっと違っていい」みたいなこと言っていたみたいですけどね。

湯浅監督が打ち合わせでCNのスタジオに訪問はしたけれど、実制作はそこから日本に戻って北米のスタジオノータッチで独自に作られたことからもわかる。
あっちのスタッフもどんなものが仕上がって来るか楽しみだったんだろうねえ。
だから、絵コンテも日本式

ここに湯浅監督の「フードチェーン」絵コンテフルがあがってたりする
興味ある人はこれと本編見比べてみるのも面白いかもね。

バブルガムが食物連鎖について子供達に教えてる中、フィンとジェイクはマジックマンの魔法で、イモムシなどになり実際の食物連鎖を体験するというのがストーリー。
見所は、話より、いつものATだけどいつもと違う独特な動きなどですかね。

面白いと思ったのは、演出重視でのアニメならでは嘘がしれっと混じっているところ。

ここでタイトルカードを改めて見てみよう。
AT_Foodchain1024b.png
注目点は食物連鎖の矢印の向きだ。

AT_80_FC_01.jpg
これが本編では逆になっている。

矢印の意味としてはタイトルカードの方が正しい。
つまりこれは、間違っているとわかっていながら、アニメーションの動きでの自然さの方を重視しての演出なんだと思う。
流れの自然さに、矢印の向きが間違っていると視聴者が気がつかなければ、これは演出の勝利だろう。
このあたりが特に面白かった。

あと、個人的に「日本語版」でよかったと思ったのは
AT_80_FC_11.jpg
最後のミュージカルでバブルガムが歌ったとこなんだよぉぉぉ
フィンとの合唱だったけど、これは貴重。
マーセリンと違ってバブルガムの歌は貴重。もっと聞きたい。


それでもよくわからん演出は
AT_80_FC_10.jpg
なんでジェイクは紫になってんのか、だ。
フィンはそのままなのになー
どういう意図だったんだこれ?

そういえば、このシーンも不思議ですね。
結婚式の時、新郎は新婦の右に立つので、神父役のジェイクの位置からすれば、通常と逆の立ち位置。

   神父↓
↑新婦  新郎↑

↑来賓  来賓↑

この画面なら、本来フィンは右側にいるのが正しい。
このあたりもアニメーション的な演出ではあると思うけど、もしかして、時々こういう方向の逆転などの違和感をサブリミナル的に混ぜる事によって、よりいつもと違う感を出しているのかもしれないですねえ。



AT_80_FC_02.jpg
あと、クリエイティブディレクターがウニョンさんで、湯浅監督色も強いかもしれないけど、けっこう仕上がりや動きなどは、むしろウニョンさんの比重大きかったんじゃないかなーと、思ったりしました。


そんな感じの「フードチェーン」でしたが、てっきりスペシャルの最後にやるのかと思ってたら1発目からで驚いた。
これがCNの罠だったと気がつくのはもう少し後だ。
そう、これは湯浅監督回という餌でがっつり釣り上げAT沼に沈めようと言う、公式の罠だったのだ。

今回の特番のエピソード構成

01) フードチェーン
02) ハートを奪われて
03) 恐怖のヴァンパイアクイーン
04) 髪の毛欲しい
05) スーザン君は誰
06) 愛は勝つ
07) 本当に愛は勝つ?
08) 13歳のプリンセス
09) フィオナとケイク
10) 素敵なクリスマスその1
11) 素敵なクリスマスその2
12) 燃えるような恋をして
13) 痛いくらいに恋焦がれ
14) 振り返ればクマがいる
15) やきもちプリンセス
16) あんたのせいだ!
17) 君を忘れない
18) 悪い夢
19) フィンの願い
20) ジェイクの願い

バブルガム率が高くて、マーセリンにスーザンにフィオナにフレイムちゃんにと、てっきりヒロイン特集かと思ってたけど、これはATの裏に流れるストーリー部分を繋げた編成だったんですな。
シュールなトンデモ回チョイスではなく、まるでこれで観るとストーリーもののような作品に見える。
なーんか、フィンの女性遍歴みたいにも見えたけど(笑)

意外に出番が少なめなことがあるバブルガムだけど、こうしてみると大きなストーリーには絡むキャラなんだなと思った。やっぱこの世界での重要キャラなんだなあと。
まあ、全部バブルガムのせい、ってとこもあるけど(笑)
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コメント

さすりゅ~:
話の展開的にマジックマン初登場以後の時間軸であればどこに入れても違和感はない回でしたしね

何となく動きとか日本アニメっぽかったなぁって思いました
食物連鎖に組み込まれたジェイクが紫だったのは本当に謎だ…
名無しのスピンバトラー:
PBの解説の意味としては多分 主がどちらに依存しているか、です さすが、教養が深いお姫様だ
タイトルの流れは自然に時の流れですね
すんません
私事で頭が混乱してました、なにやってるんだ自分。
キンスキ:
foodchainに出てたのにマジックマンの初登場回は放送なし公式の英断w 
無理のある考えですがフィンが青で女の子のイモムシがピンク(赤)、色味的に青+赤でジェイクが紫になったのかも
ミラクル:無題
トランスフォーマーの同人動画をみました。
やわらか戦車がww
ソドミホモスキ:
初見では何も考えずに観てたので、此処の解説読むまで演出(?)にも全く気付ず終いでしたが
食物連鎖図解の矢印と新郎新婦の立ち位置の部分は、勘ぐり出すとまるで騙し絵観てる様な
奇妙な気分になって来ますね。

太陽の牙ダグラムで、ラコックと言う野心家が銃を手に初めて直接的暴力に出た印象的場面で
本来「銃捨てる→乱れた髪を両手で整える」となる動きが「乱れた髪を両手で整える→銃捨てる」
と逆になってたのですが
監督が「その仕草が登場人物に余りにも相応しい物なので作画に訂正を要求出来なかった」と
コメントしてた逸話を何だか思い出しました。
スカポン太:
ダグラムとかなつかしいね!
このほうがしっくりくるというというのをチョイスするのが映像演出なんでしょうなあ
ゲンツ:
アドベンチャータイムも楽しみだけど、MLPシーズン5も忘れずに!

今年からですよ!
スカポン太:
もちろん忘れませんですとも
春からだからもうちょっとばかし待つけどね。
<記名なし>:
フィンに腕が有ったから違和感があったが理解した
<記名なし>:
ジェイクの色については監督がコメントしていました
普段は自分の思い通りに姿を変えられるジェイクが、今回は魔法をかけられて変化させられたため、つまり意図的に変化させたのではないことを表すために紫色にしたそうです。

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