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アカデミー賞アニメ部門と ほか雑談

>スカポン太さん!こんにちわ!
この前、学校でモンスター・ハイが好きな子がいました!恐らくおはスタのアニメでしょうが、とても嬉しかったです‼︎‼︎ by りぃれん

それはなにより!!
おはスタアニメはどの程度効果あったのか、さっぱりわからないけど。

そんなわけで、web拍手から、ざざざざ雑談


>アカデミー賞の長編アニメーション部門の候補作品が出ましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00000020-cine-movi
<第87回米アカデミー賞「長編アニメーション部門」ノミネート作品一覧>
■『ベイマックス』
■『かぐや姫の物語』
■『ヒックとドラゴン2』
■『THE BOXTROLLS』(原題)
■『Song of the Sea 』(原題)

事前に有力視されてた『LEGOムービー』(受賞確定みたいな雰囲気すらあった)、デル・トロの『Book of Life』が落選して、『かぐや姫』、『Song of Sea』がすべりこんだ結果に。
なんだかんだで業界の人が選んでるんだなあ、という印象を持ちました by 基

アカデミー賞がおもしろいというか、特殊なところは、選定基準が
「1年以内にロサンゼルス地区で上映された作品」
ってとこですね。
たった数館でもロスで上映されれば選考基準を満たすため、ジブリ作品なんかは全米公開などはなから捨てて、動員数とか無関係に、とにかくロスで上映して選考にねじこむ手法が最近とられてます。
北米外作品である『Song of Sea』も同様。
別にそれがどうこうって話じゃなくて、「その手があったか」ということで、最近のアカデミー賞に北米外海外作品がちらほらみかけるようになったんじゃないかなーと。
アカデミー賞は国際的な賞ではなく、かなりローカルな賞ではあるけど、しかし影響力や世界的な知名度はダントツというのが面白いなという話。

今の勢いだと、ベイマックス押しのけてヒクドラ2がもしかして行っちゃうんじゃないかって気もしないでもないけど、個人的には『Song of Sea』がんばって欲しいな。
それにしても、このノミネート作品の中で日本上陸したのが「ベイマックス」だけってのも、別の意味ですげえなとも思った。
どういうことなの・・・


>昨年クリスマス辺りから、マッシブなアレンジ効いたグレンダイザー合金トイの予約が
始まってるのですが、これ絶対海外(特に欧米圏)で注文取った方が受け良いだろ・・。
好きな物に対しては金額に糸目を付けないクレイジーな(半分褒め言葉)ファンが多いと
言う意味でもw
http://artstorm.co.jp/exgokin_grendizer.html

で実は、上のネタ出汁にしてお尋ねしたい事が有るのですが、日本に於いては
恐らくダイナミックファン間でも永遠の3番手以降で在ろうダイザーや
80年ロボアニメブーム当時に於いても「その他諸々」の立ち位置でしか無かった
ボルトロン(ゴライオン&ダイラガー)が
何故海外ではダイザーをテーマにしたアート展が開催されたり、熱心なファンが
本当に飛ぶラジコン作ったり、日本で言う超合金魂やマスターピースに相当する
新作玩具がン十周年アニバーサリーで発売されたりと
何故そこまで熱意を注ぐに値する対象となり得たのかに、興味が有るのですが
検索の掛け方が我ながら下っ手糞な為か
そこら辺の逸話を解説して貰えてる様なサイトに上手く当りません。

つきましてはダイザー(&ボルトロン)が、海外で現在の人気を築くに至った道程等を
解説したサイト、もしくは管理人様の知識でご存じでしたら
面倒とは思いますが、何卒教えて頂けませんでしょうか? by ソドミホモスキ


私もよくわかりません。
グレンダイザーはフランス人気で、ボルトロンは北米人気ですね。
イタリアだと鋼鉄ジーグでフィリピンだとボルテスVでしたっけ?
しかし、フランスではボルトロンの知名度はないし、北米では別にグレンダイザーは人気じゃない。

なぜ人気があるのかはわからないけど、なぜ「この作品なのか」については
「放送されたか否か」の前提がまず大きいんじゃないかと。

すべての作品を並べてどれがウケるかなどということはなく、当然チョイスされて放送されるわけで、
その時、その時代、そのタイミングで何に出会ったかがポイントかと。

そもそも放送されてない、見てことない作品は評価の場にすら上がれない。

合体巨大ロボットものでは「ボルトロン(ゴライオン・ダイラガー)」
リアル系ロボットもので「ロボテック(マクロス・サザンクロス・モスピーダ)」

北米ではこれだけが放送された。
(まあ、他にもあるかもしれないけど、ある程度影響力がある放送局でとなると、この二つのみって感じじゃないかしら)

今だとネットの情報流通で集約されずに拡散多様化するだろうけど、あの時代では知りえる範囲がかなり限定される。
放送されたものでしか知ることができない。
ゆえに、それらのバックボーンすべてを集約したものとして、アイコン・カルト化したんではないでしょうか。

セーラームーンは海外でも人気だけど、なんでプリキュアは海外じゃ知名度皆無なの?
という問いには、そもそもプリキュアは欧米圏ではほとんど放送されてないから。
ウケるウケない以前の問題で、見たことないものは評価の場にすらあがれない。
北米で放送されたことがある「東京ミュウミュウ」の方がよっぽど知名度ある、って話に近いんじゃないかしら。
とまあ、そんなことくらいしか言えないです



>「ハクメイとミコチ」出たばかりの3巻のあとがき漫画でMLPが話題になってます。
「俺って人間やなくて ポニーなんじゃないかと思うんすよね」
「前フィンランド行った時いっぱい売ってたよー ポニーのグッズ」
だそうです。あのシルエットはピンキーパイかな。
もうご存知だったらすいません。 by はりはり亭


そうなんですか?
いや、全然知らなかったっす。

あっ https://twitter.com/Eve0211/status/555722804885078016
ピンキーだこれ・・・・・w


>Star vs The Forces of Evil のMMDがありましたよ。

第一回がYOU-TUBEにあったので見ましたが、2話目でユニコーンの頭が登場したときにネバーエンディング・ストーリーのテーマをパロディした音楽が流れるのが面白かったです。
魔女っ娘Starちゃんが居候する家が、メキシコ系の一家だというのがアメリカらしかった。 by 通りすが郎


あ、これか。
これは放送開始数か月前からあがってたやつですね。
スターバタフライちゃんの前評判はかなり高かったというエピソードかな。
放送前からファンアートもいっぱいあったしね。

個人的には、このMMD、東方のお燐ちゃんに見える
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コメント

ニサ:
相変わらずそんな事も知らないのって感じが多いねえ。なんたってプリキュア自体、セーラームーンやら東京ミュウミュウと同じスタッフが参加してるし、二番煎じにしか見えないどころか盗作疑惑があったんで仕方なく北米では、あまり放送しなくとも動画サイトで字幕配信されてるしさ、自分だって情報弱者に過ぎないがねw
massando:
先日『Song of the Sea』のフランス版CD付き絵本を買ったことをツイートしたのですが、それをトム・ムーア監督がお気に入りにしてくれたので、そのお礼と以前に来日した際にプレゼントした『わんぱく王子の大蛇退治』の資料を中心とした展示会“日本アニメの飛翔期を探る”の図録のことを尋ねてみました。
すると、こんな返事が!→ https://twitter.com/tommmoore/status/557821650415403009
さらにフォローバックまでしてもらえました!
スカポン太さんに出会わなければ、こうしたつながりは得られませんでした。本当にありがとうございます。
名無しのスピンバトラー:
子供のころ、友達みんなで話の合う話といえばダイザー同様勇者シリーズやデジモンポケモンでした。
海外のダイザー受けは、今の子供たちで流行ってる ようかいウォッチとか、そういう大衆トークのツールのようなものなんじゃないでしょうか
名無しのスピンバトラー:
海外で設定変えられていなければ、宇宙人な主人公が地球という綺麗な星が汚く荒廃し住めなくなった母星への現身にぐっ と来るんでしょうか
もしダイザ―じゃなくてバルディオスだったらどんな反響があっただろう
杏:
始めまして!
いつも楽しく拝見させていただいてます!
ここのサイトを見てから、Gravity Fallsのファンになりました。
Star vs. The Forces of Evilなどこともここでしりました。
YouTubeにFULLあったので見てみてください!
これからも楽しみにしています。
頑張ってください!
NeZ:
ネバーエンディング・ストーリーのパロディといえば、Adult Swim産ゲームの「Robot Unicorn Attack 2」がGoogle playのゲームミュージック部門で大賞とってたんですが、ネバーエンディング・ストーリーのテーマがまるまま入ってて驚いた記憶があります。
もちろん、他のBGMも80sスタイルでいい感じなんですが、やはり例のテーマの存在感は圧倒的でした…
@:
コワイケきっかけでモンスターハイに興味持ってくれた人、自分の周りでもいましたよ!
内一人はそれがきっかけでドールも購入してました。
時間帯やおはスタ内だからってのも良かったと思います。
きもっちぃ:
グレンダイザー(Goldorak)は、イタリアでの放送の方がフランスより
数ヶ月早いですし、かなりヒットしたと思います。
イタリアでの人気は鋼鉄ジーグとそう変わらないではないでしょうか。

プリキュアは少なくとも第1シーズンは欧米圏でも
けっこう放送はされてました。大国で全く放送されなかったのは、
フランスくらいです。

ただ以降のシーズンも継続で放送したのはイタリアだけ
(そのイタリアも権利関係の問題でハトプリ止まり)。

事情はよく分かりませんが、放送されても時間帯などが悪くて視聴率が
稼げなかったのかも。昔は放送局と放送時間に対してソフトが
不足していたから、権利料の安い日本アニメが重宝されましたけど、
今では、日本アニメがシェアを獲得する余地はほとんどないかも
知れません。

逆に日本では洋アニメが輸入されなかったり、MLPみたいに
途中で終了することになっていますね。

ただ、地上波以外のケーブルやネットでは、まだチャンスは
あるかと思います。

長文失礼しました。
ニサ:
浄化エンドといえばね!レッツ天才てれびくんのゆるキャラのようなどちゃもん達だって演じてる方ヶが海外アニメの吹き替えをやってるが、制限時間内で仲間にすると異次元獣戦で闘い合い弱らせて、コア=捨てられた物に元気玉みたいなどちゃだまを放って元に戻せるものの、手強い悪戦苦闘を余儀なくされるんだってさ。くつだるってアニメコーナーもカートゥーンっぽくっていいかもしれないね*
mocca:
雑談と言う事で、関係ない話ですが「ベイマックス」のFUJITASが今更ながらツボに来ています。
見れば見るほどカートゥーンぽいデザインですよね。
ローラースケートを装着しているだけでなく、それに合わせて膝にプロテクタ付けているところが凄くぽい(*´ω`*)
アメコミキャラの股間プロテクタ等、全体のデザインは非現実だけど所々が合理的でリアルなところが好きです。
通りすが郎:
魔女っ娘がアメリカにやってきて平凡なメキシコ系一家の家に居候するという展開にデジャヴを感じたのですが、
今日「あ、うる星やつらだ」と思いました(諸星あたるの一家は平凡ではないけど)。
これは「うる星やつら」の影響だと断定しませんが、
『Star vs The Forces of Evil 』は不思議な女の子が地球にやってきて男の子の家に住み込む日本アニメのパターンを上手くアメリカ風にしているなと感心しました。
日本だと次々と異世界の美少女が現れてハーレム展開をするんですが、
『Star vs The Forces of Evil 』はカートゥーンだからラブコメ要素はないのかな?

スカポン太:
>massandoさん
わあすごい。
いつかまた何かの機会で監督来日することがあれば楽しみですなあ。

>きもっちぃさん
なるほど。なるほど。
イタリアはむしろいっぱい上陸しすぎて逆に把握しずらいです。
プリキュアはその後続かなかったのはなぜなんですかねえ。
内容以上に、「昔と違って日本のアニメの権利料が高くなった」てのはありそうな気がします。
フランスだけがやってないのは不思議ですが、あそこは海外番組輸入規制があるからはじかれたのかなあ?その後はタイミングを逸して・・・
今はケーブル以外にもネット配信もあるから、目に付きにくいけど実は上陸してたなんてのもあったりして。
英語圏からはずれると検索ハードルがあがるので、こういう情報はありがたいです。

>moccaさん
FUJITASいいですよねー!!
ボツになったのもったいないわー

>通りすが郎さん
スターちゃんの元彼も登場予定なので、ラブコメ要素ももしかしてあるかも。
恋愛中心にはならないとは思うけど
ソドミホモスキ:
遅くなりましたが、ご返信有難うございます。

話としては正直つまらないですが「マンマシーン型のロボット活劇アニメ」と言う
娯楽の供給が今まで無かった所に、ほぼ初の形で持って行ったら大受けした。
と考えるのが矢張り妥当なんでしょうかね・・。
(現地ファンの作品に対する思い入れ語っているHPを見つけ
読む事が出来れば又印象も変わるかも知れませんが。)

そう考えると、玉石入り混じる鉱山の中から『心の作品・俺のヒーロー』を
割と自由に選び取る事が出来た日本の70~80年代って
在る意味に於いては、非常に恵まれてた時代・環境だったんだなぁと・・。

しかしこの手の話、一寸調べるだけでも他にも面白いネタ多いですね。

日本では、それこそ知る人ぞ知るOVA『装鬼兵M・Dガイスト』が
米国では受け、向こうの会社からの強い働きかけで続編制作されたり。
(結果DVD・ブルーレイ販売に関しては、制作陣の居る日本側が
おま国されると言う後日談付き)
ワンピースのウソップが、独か仏ではシラノ・ド・ベルジュラック効果で
美男子扱いだったりとかw
スカポン太:
>装鬼兵M・Dガイスト
そうですね。あれもアメリカではやたら有名でしたよね
あれも「なんか最の日本のアニメすげえらしいぞ!」って時にタイミングぴったり出た感じなんでしょうな。

良いとか悪いとかじゃなく、そのときハマったピースは何だったのか、みたいなところの世界の文化傾向っておもしろいですよね。

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