『Song of the Sea』TAAF2015 コンペディション部門グランプリ受賞

TAAF2015 コンペディション部門 長編部門
グランプリ『Song of the Sea』、優秀賞『MUNE』
— TAAF (@TAAF2015) 2015, 3月 22
次点で優秀賞『MUNE』。
さすが、チケット瞬殺、追加上映も満席なだけはあった。
『MUNE』も人気で追加上映決まった作品だけに、前評判と人気がそのまま評価にも反映された結果となりましたね。
むしろ『MUNE』はもっと知名度無い作品だったにもかかわらず、これだけチケット人気が出たのはキャラクターデザインのかわいらしさってのが大きかったんだろうなあ。
噂では2Dパートもあるそうで、今回は自分は見れなかったけど、非常に気になる作品でもありました。
というわけで、TAAF最終日でのグランプリ上映は『Song of the Sea』に決定ですね。
『Song of the Sea』の感想書こうかと思ってたけど、もう一度見てからにしようかな。
とにかく、この作品が大きなスクリーンでクリアに見れたのは本当に良かった!!
ネット動画で見るのとはまた印象が違う。
これが」どれだけ細やかで、手をかけて作られているのがよくわかる。
「ケルズの秘密」もこのくらいの大画面で見たかった!!
今からでも遅くはないです。
この映画祭での反響、評価、を考慮して、ぜひ正式全国劇場公開お願い致したいです。
「ケルズの秘密」「Song of the Sea」どちらも。
日本でもウケは絶対いいと思うんだよ。ただ、それが知られていない、それだけなんだ。
TAAF長編コンペ部門ファイナル作品 「Song of the Sea」舞台挨拶 絵本の中にいるような幻想的なアニメーション
「Song of the Sea」は舞台挨拶もあったようですね。
ただ、監督のトム・ムーアさんは、欠席。
伝え聞くところによれば、その前のアカデミー賞やらなんやらですでにあちこちに呼ばれていて、その疲労から体調不良のため来れなかったとか。
ではここで「Song of the Sea」のテーマ曲「Lullaby」でも
「Song of the Sea」はタイトルそのまま、歌が重要な要素で、劇中でも「Song of the Sea」が歌われる。
こちらは、それとは違うエンディングに流れる、映画のテーマ曲ってとこですね。
これのPVの序盤が、まさに本編の序盤でもあり、そのシーンは特に絵本ぽさが強い質感。
そーだよ、それは大スクリーンじゃないとなかなかわからないんだよ。
その時の「ああ絵が動いてる」という感動はすばらしいものでした。
というわけで、「Song of the Sea」本編に流れる歌「Song of the Sea」はこちらからどうぞ
Song Of The Sea (Original Motion Picture Soundtrack)
DVDも出てる>SONG OF THE SEA(DVD)
海外だとBlu-rayも出てるんだけどね・・・
TAAFだと日本語字幕で公開されたんだし、劇場公開が無理なら、せめて日本語字幕付きDVDくらいは出して欲しいもんですね。
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コメント
- massando:
- 『Song of the Sea』は当然ですが『Mune』は意外な強さでした。自分としては『Jack et la mécanique du coeur』に何らかの賞を与えて欲しかった…。
これで昨年のグランプリのアリ・フォルマン監督のように、来年はトム・ムーア監督が審査員として来日するのか楽しみです。
- スカポン太:
- Muneはほんと前情報ほとんどなかったにしては、意外な強さでしたねえ。
ほほう。その予測でいくと来年はトム・ムーアさん来日ありそうで、楽しみっすね。
- ソドミホモスキ:
- Song of the Sea、私も追加上映分で鑑賞させて貰いました。
話のネタバレ無い程度に感想述べますと
普段「タフな男達の信義・情念のドラマが観たい病」な自分ですが
この作品の様な、根っからの悪役が一人も居ない優しい物語も又
良い物だなぁと…。
少なくとも帰路の間は何か心洗われたが如き気持になってましたよ。
(翌日にはニコ動の淫夢MAD観て笑ってましたが)
作品の本筋と関係無い処でニヤリと
来たのは、ベンが要所にて顔に掛ける「赤青フィルムの3D眼鏡」と
「カセットウォークマンとレコードの演奏が同時に出る場面」ですね。
この二つだけで設定年代を察する事が出来るのは上手いなぁと。
最近アニメの音楽集もデータ販売のみが主流化してますが
「気に入りの音楽はCD手元に置いときたい派」のアナログな
自分としては正直寂しさ覚えてしまいますね。
- マヌルねこ:
- 『Song of the Sea』、有給取って観た甲斐がありました! バスのシーンでハロウィンの仮装をした子供たちの中にアシュリンが…!
『MUNE』、終映後にアレクサンドル・ヘボヤン監督に拙い英語で「手描きシーンには驚いた」と言うと、嬉しそうに手描き2Dも好きだと話していました。「like a Japanese Robot Animation.」と言うとやはり嬉しそうだったので、かなり観ているんでしょうね。
- <記名なし>:
- MUNEを見てきました。音、映像共に綺麗で、キャラクターもよく動くので見ていてとても楽しかったです。2Dのシーンは印象に残っています。それまでの3Dとは違って新鮮でした。
キャラクターが可愛いので日本で劇場公開されたら受けるかも?
- スカポン太:
- >Song of the Sea
よかったですよね!予想以上でした。
自分もウォークマンが出てきてたあたりが気になりました。
時代背景としては現代より少し前、80年代くらいなんですかね。
>MUNE
こちらも評判いいですね。
2Dパートはもっとウリにしてもいいと思うのになあ。